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2月15日【2022年度「組合員・役職員研修会」開催報告】

 2023年2月15日(水)14時~16時、毎年2月に開催している「組合員・役職員研修会」をホテルメルパルク熊本・2階「白川」で開催しました。コロナ過のため過去2年間はオンラインでの開催としましたが、3年ぶりにリアル開催としました。
 講師に熊本県環境生活部県民生活局消費生活課職員のお二人を迎え、前半は福永公彦課長、後半は國武光徳消費者教育コーディネーターに「食品ロス削減について」をテーマとして講話をお願いしました。また、主催者挨拶は県連嶋田会長、来賓挨拶は日本生協連九州地連事務局長菅原清明様をお迎えして、ご挨拶をいただきました。
 講話の内容は、福永講師から熊本県の取り組みとして「食品ロス削減推進計画の内容」「熊本県の現状と課題及び削減目標」を講話いただき、具体的な取組として熊本県が推進する「四つ葉のクローバー運動」(①てまえどり・②食べきり運動・③フードドライブ・④食ロスチェック)についてご説明いただきました。
 また、國武講師からは「食料をめぐる現状と食品ロス削減に向けてできる事」について、クイズを交えながら、事業系の食品ロスと家庭系の食品ロスに分けて、分かり易くご説明いただき、最後には私たち一人一人の小さな取り組みが大事だということをお話しいただきました。質疑の時間には、2名の参加者から質問をいただき、それぞれの講師から丁寧な回答をいただきました。
 本日、教えていただいた対策を熊本県内の生協グループ、JAグループ、消団連の構成メンバー全員で実践すれば、熊本県の削減目標は必ず達成できると思います。
 是非、この研修会で学ばれたことを事業所やご家庭に持ち帰られて、役職員、組合員、ご家族等々、日々実践いただけたら幸いです。
 尚、参加者は熊本県生協連会員生協の組合員と役職員、協同組合間提携推進会議(JA熊本中央会・厚生連・畜連)、熊本消費者協会・熊本県環境生活部県民生活局消費生活課・日本生協連九州地連より合計64名でした。
 最後に、研修会後のアンケートは51名から回答をいただきました。5段階評価で4.3点と高評価でした。「さっそく教えていただいた食ロス対策を実行する。」と嬉しい声をいただきました。また、次年度の研修会テーマの要望は、1位「エネルギー問題」、2位「環境問題」、3位「社会保障関係」となりました。アンケートの声にお応えして、この中からテーマを設定して来年2月に開催します。
 本日ご参加いただきました方々に、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

①司会:県連木下専務理事 ②主催者挨拶:県連嶋田会長理事

①司会:県連木下専務理事

②主催者挨拶:県連嶋田会長理事

③来賓挨拶:日本生協連菅原事務局長 ④前半の講話:県消費生活課福永公彦様

③来賓挨拶:日本生協連菅原事務局長

④前半の講話:県消費生活課福永公彦様

⑤後半の講話:県消費生活課國武光徳様 ⑥質疑:生協の組合員理事のお二人

⑤後半の講話:県消費生活課國武光徳様

⑥質疑:生協の組合員理事のお二人

⑦応答:講師のお二人 ⑧閉会挨拶:県連上村副会長

⑦応答:講師のお二人

⑧閉会挨拶:県連上村副会長

⑨会場全体の様子(1) ⑩会場全体の様子(2)

⑨会場全体の様子(1)

⑩会場全体の様子(2)


11月15日【2022くまもと消費者発表大会を共催】~テーマは持続可能な地域社会と暮らし~

 11月15日(火)10時~12時に「くまもと消費者発表大会」、13時30分に「熊本県金融広報委員会」による講演会が熊本城桜の馬場城彩苑の「多目的交流施設」において開催されましたので、消団連の構成メンバーとして参加しました。

 午前中の消費者発表大会は、テーマを「持続可能な地域社会と暮らし」として、構成団体から各団体の活動が発表しました。以下発表者と演題を紹介しますが、熊本県生協連からは地域生協2団体が発表を行いました。
 ①生協くまもと中野常任理事「ともに取り組むSDGs」
 ②グリーンコープ生協くまもと小林理事長「2027カーボンニュートラル」
 ③熊本市地婦連山川副会長「環境を守るために私たちが出来ること」 
 ④JA熊本市企画生活課東野係長「女性部活動で学んだ食と農」
 ⑤熊本消費者協会上間会長「若年者への消費者教育」

 午後からの講演会は、講師に「パックンマックン」を迎え「笑劇的国際交流」~日米の家庭でのお金模様~という演題で講演をいただきました。
 内容は、日米のおこずかい事情や使い方の違いや「お金を貯める」という日本人「お金を育てる」というアメリカ人のお金に対する考え方の違い、詐欺や悪徳商法への注意喚起など、おかねにまつわるお話を面白おかしく講演いただきました。

 写真は、熊本県生協連から発表した「生協くまもと」と「グリーンコープ生協くまもと」と講演会で講師を務められた「パックンマックン」です。
 県連Facebookに沢山の写真で紹介しています。

①生協くまもと 中野常任理事 ②グリーンコープ生協くまもと 小林理事長

①生協くまもと 中野常任理事

②グリーンコープ生協くまもと 小林理事長

③講師のパックンマックン ④会場の様子

③講師のパックンマックン

④会場の様子


11月12日~13日【2022くまもと農業フェアに参加しました】~秋晴れの中、3年ぶりの開催でした!~

 11月12日(土)~13日(日)9時30分~16時、熊本県農業公園カントリーパークにおいて、「2022くまもと農業フェア」に熊本県生協連は協同組合間提携推進会議(JAグループ10団体+県生協連)のメンバーとして参加しました。

 今回の農業フェアは、コロナ禍でもあるため、会場の規模を縮小、ステージ企画は中止、出展団体の数は58団体として開催されました。

 我々の協同組合間提携推進会議のブースでは、例年ヒオウギ貝を炭火で焼いて販売していたのですが、今回はJA中央会でCOOP+SDGsロゴ入りのエコバックを作成し、その中に構成団体が扱う商品やパンフレット等を入れて500円で販売、その販売代金は全額「日本ユニセフ協会」に寄付するとして来場者に各協同組合とSDGsの取り組みをアピールしました。その結果、約30万円の販売代金となり、後日ユニセフへ送金することとなりました。

 会場内では、熊本県の農畜産物の販売、農業高校の生徒によるマルシェ、らくのう体験、農機具やドローン展示等々の出展、農業公園内には子どもが遊べる遊具、広場があり、多くの来場者が親子連れで賑わっていました。

①各構成団体が協力して販売活動 ②農業公園の入り口

①各構成団体が協力して販売活動

②農業公園の入り口

③会場案内の巨大パネル ④来場者を迎える農の生け花

③会場案内の巨大パネル

④来場者を迎える農の生け花

⑤協同組合間提携推進会議のブース ⑥エコバッグとその中に入れた商品

⑤協同組合間提携推進会議のブース

⑥エコバッグとその中に入れた商品

⑦エコバッグを500円で販売 ⑧県畜産農業協同組合連合会のブース

⑦エコバッグを500円で販売

⑧県畜産農業協同組合連合会のブース

⑨会場の様子(1) ⑩会場の様子(2)

⑨会場の様子(1)

⑩会場の様子(2)


11月12日【熊本県生協連会員生協の活動紹介】~グリーンコープマーケットin花畑広場~

 11月12日(土)10時~15時まで、県連会員生協のグリーンコープ生協くまもとが「一緒にやろう。地球にいいこと!グリーンコープマーケットin花畑広場」を開催されました。

 「みどりの地球をみどりのままで」をテーマに、全国からグリーンコープに納入されている46のメーカーさんが集結して、グリーンコープでしか買えない商品を販売されました。

 また、参加費無料のワークショップ(MY箸つくり等)、熊本農業高校の生徒さんが開発した石鹸「シンデレラエオの輝き」の販売、熊本学園大・東アジア共生文化センターからフェアトレードコーヒーの販売、城北高校の生徒さんがグリーンコープのSDGsに賛同いただき、お手伝いいただけるようになった、グリーンコープフリーマーケットはパキスタンの学習支援や日本国内の就労支援が目的となっています。また空くじなしのガラポン抽選会なと、楽しい企画がいっぱいでした。

 この取り組みのメインである組合員拡大では、当日加入で3千円相当の商品がプレゼントされるとのことでした。新しくなったサクラマチ熊本の目の前の花畑広場での開催とあって、この取り組みは、多くの方の目に留まったと思います。熊本県生協連も各会員生協の取り組みを広報することで、会員生協の支援につながるように県連のホームページにアップさせていただきます。

 ※沢山の写真で紹介します。

①会場全体の配置 ②新規加入コーナー

①会場全体の配置

②新規加入コーナー

③抽選会のブース ④抽選会の商品

③抽選会のブース

④抽選会の商品

⑤手書きの展示パネル ⑥玉子のつかみ取り大会も

⑤手書きの展示パネル

⑥玉子のつかみ取り大会も

⑦手作りお弁当・お惣菜 ⑧熊本農業高校のブース

⑦手作りお弁当・お惣菜

⑧熊本農業高校のブース

⑨手前はグリーンコープのキッチンカー ⑩多くの人で賑わう会場内

⑨手前はグリーンコープのキッチンカー

⑩多くの人で賑わう会場内


11月11日【九州ブロック生協・行政合同会議に出席】

 11月11日(金)9時30分~12時、沖縄県教職員共済会館「八汐荘」4階会議室において、第28回九州ブロック生協・行政合同会議が開催され、嶋田会長と2名で実出席しました。

 開催方法は、コロナ禍のため実会場とZoomを併用したハイブリット方式となり、九州各県の行政の担当者は全員オンラインでの出席、各県連からは長崎・大分・鹿児島はオンライン、それ以外の県生協連、厚労省・消費者庁・日本生協連は実出席となり、合計32名での開催となりました。

 内容は、以下の4つの報告事項と全体交流でした。
※開会挨拶は、沖縄県生協県川越会長。厚労省からの挨拶は、厚生労働省社会・援護局地域福祉課 消費生活協同組合業務室 井上宏室長が行われました。
(報告)
 ①日本生協連報告:「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」
 ②消費者庁報告:「地域における消費者被害防止のための見守り活動について」
 ③沖縄県報告:「沖縄県の消費者行政の取組について」
 ④沖縄県生協連報告:「県内の様々なセクターとの協働の取り組みついて」
※全体交流を行った後、日本生協連九州地連江藤議長が閉会の挨拶を行われ、終了となりました。この合同会議は九州各県の持ち回りで開催されており、来年の開催地は佐賀県されます。

沖縄県教職員共済会館「八汐荘」4階会議室
沖縄県教職員共済会館「八汐荘」4階会議室

10月31日~11月1日【熊本県生協連役員研修会を「平和の旅」として3年ぶりに開催】

 10月31日(月)~11月1日(火)熊本県生協連役員研修会を3年ぶりに実施しました。役員研修会目的は、役員間の懇親を深めること、見聞を広めることですが、今回はピースアクションinナガサキに2年間リアル参加できていませんので、「平和の旅」をテーマに以下の参加者と長崎県を訪問して来ました。
【参会者8名】
・熊本県生協連(嶋田会長、木下専務)・生協くまもと(成瀬監事)・グリーンコープ生協くまもと(上村理事、南監事)・熊大生協(竹山理事)・熊本県労働者共済生協(吉村理事)・熊本県小中学校生活(今村理事)

 1日目は、高速道路を利用して長崎県に入り、先ずは軍艦島クルーズツアーに参加して、2015年「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録された端島(軍艦島)に上陸して、日本の成長を支えたエネルギー政策を学んできました。実際に上陸してみると写真で見る軍艦島とは違い、とても迫力があり当時の島民の生活が目に浮かぶようでした。

 当時の人口密度はなんと世界一。東京人口密度の9倍以上とも言われるほどで、島内には病院や学校・寺院・神社・派出所や映画館・理髪店などが立ち並び、島の施設だけで何不自由のない完全な都市として機能していたことが推察できます。6月から9月の上陸率は15%との説明がありましたが、台風シーズンを避けて、この時期に実施して正解だったと思いました。

 当時のままの姿で無人島になった端島は2001年に、それまでの所有者であった三菱マテリアル株式会社(元三菱鉱業)から正式に高島町へ譲渡され、長崎市の所有となり、2008年「九州・山口の近代化産業遺産群」の一部として世界遺産暫定リストに追加記載されることが決まり、端島(軍艦島)はますます注目を浴びはじめ、2009年4月より島への上陸が許可され、観光・見学が可能になったそうです。

 2日目の旅の最終日はメインテーマの「長崎原爆資料館」を視察して来ました。今回は、平和案内人(84歳)に同行いただき、当時の様子を詳しく説明いただいたので、参加者一同「展示物を見るだけではなく、被爆者である平和案内人の生の声を聞けたのは、大変役に立った。また、2019年にリニュアルした資料館訪問は初めてで、新しい展示物も増えており、訪問して良かった。」と声をいただきました。

 平和案内人からは、展示物の説明はもちろんですが、展示物の説明文に書いていない、また書くことが出来ないようなことも教えていただきました。本来は1時間30分かかる説明を時間の関係で1時間に短縮しなければならなかったことを残念に思いました。

 3年ぶりの役員研修会で、役員間の交流も深めることができ、見聞も広げられて、参加者からも好評を得られたことは、大変良かったと思いました。

①軍艦に見えるポイントから撮影した軍艦島 ②今にも倒壊しそうなコンクリート構造物

①軍艦に見えるポイントから撮影した軍艦島

②今にも倒壊しそうなコンクリート構造物

③上陸後に説明を受けた場所で集合写真 ④クルーズ船乗客全員で説明を受ける

③上陸後に説明を受けた場所で集合写真

④クルーズ船乗客全員で説明を受ける

⑤長崎原爆資料館の展示室(1) ⑥長崎原爆資料館の展示室(2)

⑤長崎原爆資料館の展示室(1)

⑥長崎原爆資料館の展示室(2)

⑦長崎原爆資料館の展示室(3) ⑧長崎原爆資料館の内部(4)

⑦長崎原爆資料館の展示室(3)

⑧長崎原爆資料館の内部(4)

⑨長崎原爆資料館の内部(5) ⑩長崎原爆資料館の内部⑥

⑨長崎原爆資料館の内部(5)

⑩長崎原爆資料館の内部⑥


9月3日【熊本県生協連会員生協「生協くまもと」の活動報告】~防災と地域の広場inコープ春日~

 9月3日(土)午前9時30分~14時まで「生協くまもと」が熊本地震を契機に、誰もが安心して暮らせる地域の基地をめざして「防災と地域の広場inコープ春日」を熊本市西区春日の店舗「コープ春日」で開催されました。台風11号が接近しており雨模様でしたが、駐車場は満車に違い状態が続き、多くの方のご来場をいただきました。
尚、この取り組みは、2017年から毎年防災の日に合わせて取り組まれています。

 このイベントは、生協くまもとの「安心してくらせる地域づくり」の方針に基づき、「防災シェルターとしての機能」「こども・高齢者をひとりぼっちにしない機能」「組合員のやりがい実現機能」の3つの機能をコープ春日で実現し、これらの取り組みを「安心してくらせる地域の基地づくり」(略称:春日プラン)として、広く組合員と地域にお知らせし、体験いただくために始められたものです。

 会場には、災害時に簡易トイレとして使用できる下水管直結の「マンホールトイレ」3基や、通常はベンチとして使用でき、座面を外せばかまどにもなる「かまどベンチ」、生活用水の確保に役立つ「防災井戸」などが設置されています。来場された組合員の皆さんは各防災設備や機能の説明を真剣に聞かれ、使い方についても詳しく尋ねられました。防災井戸では、実際にポンプを動かして見る親子の姿が見られ「意外に重いね」など感想を言われていました。

 今年は、春日12町内の子ども会による「ハザードマップでウォーキング」を企画され、地域住民を巻き込んだ取り組みとされました。参加者は大人4名、子ども8名、引率者3名で危険な用水路の場所や消火栓の場所などを40分程度歩きながら確認されていました。

 また、停電に備えて「キャンドル作り実演コーナー」も新設され、材料はロウソクとクレヨンと紙コップとアロマオイルで、自分好みのキャンドルを親子で楽しみながら作成されていました。店内では、「子ども食堂」「フードドライブ」「ローリングストック商品の展示」等々、盛り沢山の内容でした。

①開催前のミーティング ②開店後のお出迎え
①開催前のミーティング ②開店後のお出迎え
③マンホールトイレ1 ③マンホールトイレ2
③マンホールトイレ1 ③マンホールトイレ2
④防災井戸1 ④防災井戸2
④防災井戸1 ④防災井戸2
⑤かまどベンチ ⑥健康コーナー
⑤かまどベンチ ⑥健康コーナー
⑦キャンドル作成1 ⑦キャンドル作成2
⑦キャンドル作成1 ⑦キャンドル作成2
⑧店内のフードドライブ ⑨店内のローリングストック
⑧店内のフードドライブ ⑨店内のローリングストック
⑩ハザードマップフォークラリー  
⑩ハザードマップフォークラリー  

8月8日【熊本県で拡大する食品ロス削減の取り組み報告】~県が取り組むフードドライブに協力しましょう!~

 8月3日、熊日新聞に「余った食品を集めて寄付・フードドライブ」という見出しで、熊本県が参加民間事業所を募集するという記事が掲載されました。記者会見が行われ、その中で蒲島県知事は「今後、深刻化する食料の安全保障問題への意識を高め、県民全体で課題に取り組みたい」と強い意志を表明されました。熊本県庁でもフードドライブの取り組みが実施されていましたが、今回は規模を拡大して、熊本県と県連会員生協の「生協くまもと」と「熊本県ひとり親家庭福祉協議会」がタッグを組んで10月に実施されるそうです。

 この取り組みの経緯は、昨年熊本県庁で開催された「熊本県食品ロス削減推進に関する有識者会議」の中で有識者から提案があり、今回に至ったそうです。
企画内容は、本来食べられるのに捨てられる食品ロスを減らそうと、余った食品を集めて寄付する「フードドライブ」に協力する民間事業所等約1500社に県から呼びかけを行い、従業員の方々に家庭に眠っている食品を会社に持参いただき、それを収集拠点である生協くまもとのお店「コープ春日」(熊本市西区春日7-27-60)に事業所の方が届けるというものです。集まった食品は、熊本県ひとり親家庭福祉協議会の方が取りに来られ、その後、子ども食堂等に有効活用される予定です。尚、この取り組みは全国初の取り組みになるそうです。

 初めての取り組みなので、どの程度の食品が集まり、収集拠点である「コープ春日」では、仕分け作業にどの程度の人員と時間が掛かるのか、引き取りと食品を子ども食堂等に配布をされる「熊本県ひとり親家庭福祉協議会」の方には、どのような負担が発生するのか、全く分かりませんが、先ずは「やってみよう」という事で実施されます。
熊本県生協連も情報を発信することで役に立ちたいと考えます。是非成功裏に終了されて、2回目、3回目とこの取り組みが継続されるよう期待します。また、熊本県単位では厳しい面がありますので、各市町村単位での取り組みが広がり、地元の食品ロスは地元で有効活用ができるように、新たな仕組み作りができればと思います。

 

※活動日程は以下の通りです。
①9月末までに:家庭に眠っている食品を会社に持ち寄る
②10月3日~5日:会社に集まった食品を「コープ春日」に持参する
③10月6日~7日:支援団体が「コープ春日」に回収に来て、子ども食堂等にお届け


※この取り組みに参加する事業所は、8月3日~9月16日までに、県消費生活課にエントリーシートを送付してください。

詳しくは、県消費生活課ホームページをご覧ください。
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/55/139423.html

集約拠点となった生協くまもとのお店「コープ春日」
集約拠点となった生協くまもとのお店「コープ春日」

7月23日【協同組合間連携企画「親子で楽しむ木工教室」開催報告】

 7月23日(土)10時、熊本市東部交流センターにおいて、生協くまもと主催の夏休み「親子で楽しむ木工教室」が開催され、13家族30名(大人13名・子ども17名)の参加者により、「スライド式本立て」を作成されました。講師は熊本県森林組合連合会より2名、事務局として生協くまもとより組合員理事と組合員活動部長の各1名、熊本県生協連より1名で、総勢35名でした。(参加費は、材料代の実費1300円のみ)

 事前の申し込みは、なんと103名ありましたが、コロナ感染者が徐々に増加していたので、予め抽選で参加者を絞り、更に感染拡大が進みましたので、開催時間の短縮及び企画内容を簡素化し、感染対策を強化して実施されました。

 この企画は、熊本県生協連が2022年度基本方針のテーマに掲げた「協同組合間の連携を強め、より多くの人々とつながります。」に基づいたものです。2月に開催された「ラウンドテーブル」の場で、事前に熊本県森林組合連合会が「木工教室」が開催できると聞いていましたので、生協くまもと組合員活動部に話を繋げ、夏休みに開催しようと本日に至ったものです。

 開催にあたっては、参加プレゼントとして、協同組合間提携推進会議メンバーであるJA中央会からは「エコバック」、JA果実連からは飲料の「みかんちゃん」を提供いただきました。まず、環境問題も絡ませて「木育検定クイズ」からスタートしました。休憩は挟まずに、親子で一緒に協力しながら「スライド式本立て」を作っていただきました。感染防止対策として、閉会の挨拶等は中止して本立てが完成した親子から流れ解散とされました。

 クイズ30分、作成30分の短い時間でしたが、参加者全員から「楽しかった。勉強になった。」との声をいただき、主催者側も大変充実した時間を過ごさせていただきました。参加した子ども達に「来年も企画したらまた来るね?」と尋ねたら、「絶対来ま~す!」と即答でした。

 

【アンケートのご紹介】
・くまもと花博の木工教室にも行って来ました。楽しい木工教室になりました。
・息子は、将来大工さんになりたいと言っています。でも、家でDYIなどできないので、このような機会を作っていただき息子も喜んでいました。親子でできるという点が良かったです。
・教科書を立てる本棚があればいいなぁと思っていたので良かったです。作り方が簡単で子どもでも作ることができて喜んでいました。木育クイズも解きごたえがあり、熊本に因んだ問題で、とても勉強になりました。
・クイズ問題は難しかったですが、勉強になりました。本棚作りは、分からない時には声を掛けていただいて助かりました。とても楽しく作業ができ、使うのが楽しみです。
・てぶくろをしていたので、くぎをもつのがたいへんだった。
・簡単に作れたので、良かったです。
・クイズも難しいもの(知らなかったこと)もあり、勉強になりました。
・抽選に当たると思っていなかったので、参加できると連絡をもらって、とても嬉しくワクワクしていました。みんなで協力して楽しみながら制作することができて、とても嬉しかったです。思っていたより早くできて、工作が苦手な私も嬉しかったです。
・日頃、釘打ちの経験などあまりしていませんので、良い時間となりました。作りやすいように「釘穴」もあり、子どもとスムーズにできて楽しかった。
・思っていたより、簡単に作れたので、保護者としては、とても助かりました。
・クイズ形式での木育だったので、子ども達が飽きずに勉強できたと思います。
・なかなか体験できないことなので、冬休みや春休みも子ども体験企画をしていただくと嬉しいです。
・木育クイズは、知らない事ばかりでしたが、勉強になりました。
・本立ては、子どもとモノづくりをする良い機会となりましたし、子どもも楽しく釘打ちをして楽しめたようでした。
・釘を真直ぐ打つのが難しかった。きれいに木を合せるのが難しかった。

(1)「親子で楽しむ木工教室」集合写真 (2)東部交流センター内会場の様子

(1)「親子で楽しむ木工教室」集合写真

(2)東部交流センター内会場の様子

(3)講師:熊本県森林組合連合会の挨拶 (4)「木育クイズ」スタート

(3)講師:熊本県森林組合連合会の挨拶

(4)「木育クイズ」スタート

(5)「スライド本立て」製作中① (6)「スライド本立て」製作中②

(5)「スライド本立て」製作中①

(6)「スライド本立て」製作中②

(7)「スライド本立て」完成① (8)「スライド本立て」完成②

(7)「スライド本立て」完成①

(8)「スライド本立て」完成②


6月29日【熊本県生協連通常総会開催報告】

 6月29日(月)16時より、ホテルメルパルク熊本2階「金峰」にて、2022年熊本県生協連通常総会を開催しました。
 本総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、若干時間短縮を行い開催しました。昨年同様、会場の受付ではマスク着用のお願いと手指消毒、検温を行い、会場内の発言者の机には飛散防止のパネルを設置し、出席者は机1台に1名~2名の配置としました。

 出席役員11名、実出席代議員11名、来賓3名、オブザーバー(役員候補)2名、書記1名の合計28名で開催しました。


〇出席状況は以下の通りです。
 代議員19名中、本人出席11名、書面議決書8名で全員出席
〇議案は以下の通りです。
 第1号議案:2021年度活動・事業報告及び決算関係書類承認の件
 第2号議案:2022年度活動計画及び予算決定の件
 第3号議案:役員補充選任の件

 

 昨年は、議長及び議事録署名人の必要最小人数で開催しましたが、今年は代議員11名の実出席で開催する事ができました。また、来賓の出席も賜ることができ、熊本県環境生活部県民生活局消費生活課課長 福永公彦様と日本生協連九州地連事務局長代理で木船文敬様よりご祝辞をいただきました。
 その後、木下専務理事が全議案を一括提案し、成瀬監事が監査報告を行い、採決の結果は書面議決書を含め全議案全会一致で可決承認されたことを報告します。
 今期は改選期ではありませんが、本総会をもって石本理事、野村理事、福永監事が辞任され、後任には熊本県労働者共済生協より推薦いただいた吉村泰之様とグリーンコープ生協くまもとより推薦いただいた牧幸子組合員事務局長が理事に、南栄作常務理事が監事に就任されました。
 2022年度熊本県生協連は、生協間の連携、行政や他の協同組合間の連携を更に強め、安心してくらし続けられる地域社会の実現に向けて、より多くの人々とつながり、社会的課題を解決することを確認しました。その後、別室で懇親会を開催し、会員生協並びに各団体の方々と懇親を深めることが出来ました。

①メルパルク熊本2階「金峰」の会場 ②中野理事の「開会宣言」
①メルパルク熊本2階「金峰」の会場 ②中野理事の「開会宣言」
③議長に選出された熊大生協山崎代議員 ④嶋田会長理事の「主催者挨拶」
③議長に選出された熊大生協山崎代議員 ④嶋田会長理事の「主催者挨拶」
⑤熊本県消費生活課福永課長の「来賓挨拶」 ⑥九州地連事務局長代理木船様の「来賓挨拶」

⑤熊本県消費生活課福永課長の「来賓挨拶」

⑥九州地連事務局長代理木船様の「来賓挨拶」

⑦木下専務理事の「議案提案」 ⑧成瀬監事の「監査報告」
⑦木下専務理事の「議案提案」 ⑧成瀬監事の「監査報告」
⑨南新役員の「新任役員挨拶」 ⑩上村副会長の「閉会挨拶」
⑨南新役員の「新任役員挨拶」 ⑩上村副会長の「閉会挨拶」

4月15日【2016年熊本地震被災地視察報告】~あれから6年、被災地の今~

 4月15日(金)、生協くまもとが「熊本地震被災地視察バスツアー」(益城町・西原村・南阿蘇方面)を企画されましたので、熊本県生協連も同行して来ました。発災当時、小学1年生だった子ども達が中学生になりました。現在は、国の復旧事業は完了していますが、応急仮設団地には、今も95人が仮住まいをされていました。熊本城は、天守閣は復旧しましたが、完全復活までは2037年度の予定で遠い道のりとなっています。以下、2016年熊本地震を振り返ってみます。

 平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生し、県内益城町で震度7の揺れを記録しました。その後も余震が続く中、4月16日午前1時25分には最初の地震よりも大きいマグニチュード7.3の地震が発生、益城町と西原村で震度7を記録したほか、熊本市を含む広い範囲が強い揺れに見舞われました。気象庁はこの一連の地震を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名しています。

 大きな地震が発生すると、震源付近で地震活動が活発化します。従来は最初に発生した大きな地震を「本震」、その後に起こる地震を「余震」と呼んでいましたが、熊本地震ではこの考え方は通用しませんでした。本震と思われていた最初の地震の後にそれ以上の大きな地震が発生したのです。

 震度7の地震が28時間内に2回発生したことは観測史上初めてでした。熊本地震がきっかけとなり、政府の地震調査研究推進本部(地震本部)は「余震」という言い方はせず、最初の大地震と「同程度の地震」への注意を呼びかけることを基本とすることを発表しました。熊本地震は従来の地震の常識を大きく覆し、日本の地震防災に多大な影響をもたらしたのです。

 地震による被害も甚大でした。熊本市や益城町、西原村、南阿蘇村などを中心に多数の家屋倒壊や土砂災害が発生し、避難者は最大183,882人、死者は273人(関連死含む)、住宅被害は19万8000棟以上にも上りました。また、道路や鉄道など交通は寸断され、停電やガスの停止、断水、通信断絶などインフラにも大きなダメージを与えました。

 創造的復興の中でも特に重要だったのが住まいの再建です。仮設住宅の入居者数はピーク時には2万225世帯・4万7800人を数えました。熊本県では自宅再建希望者に向けて借入の利子に対する助成や、賃貸住宅等への入居の際の初期費用や転居費用の助成などを実施したほか、令和2年3月末には災害公営住宅(12市町村で1715戸)がすべて完成、令和3年9月末時点で99.7%の被災者の住まいの再建を達成しています。

 生業の再建も同時に進められました。農業については令和3年3月末に営農再開100%を達成しましたが、こちらも元の姿に戻すだけでなく、創造的復興の一環として農地の大区画化などの基盤整備も実施しています。企業の事業再建についても、被災した中小企業等の施設や設備の復旧・整備、商業機能の復旧促進を支援するグループ補助金(※複数の中小企業がグループを構成して復興事業計画を作成し、申請、認定を受けるとグループに参加する企業が支援を受けられる制度)を交付するなど、積極的な支援策の実施により令和3年9月末時点で99.7%の復旧が完了しています。

 あれから6年、国道57号と南阿蘇を結ぶ新しい長陽大橋ルートが開通、崩落した阿蘇大橋も昨年完成して国の災害復旧事業はすべて完了しました。しかし、南阿蘇鉄道は未だ部分運行を続けており、来年夏の全線開通を目指しているところです。

①熊本城復旧の様子 ②熊本城天守閣の完成
①熊本城復旧の様子 ②熊本城天守閣の完成
③大切畑道路の断裂 ④阿蘇大橋の崩落
③大切畑道路の断裂 ④阿蘇大橋の崩落
⑤新長陽大橋の開通 ⑥新阿蘇大橋の現在
⑤新長陽大橋の開通 ⑥新阿蘇大橋の現在

4月5日【令和2年7月豪雨災害支援活動報告】

 生協くまもとが熊本県社協の要請を受けて、女島仮設団地に住まわれている住民のために被災地支援活動を実施されるとのことで、熊本県生協連も同行して来ました。組合員サポーター3名の主導により、笑顔溢れるサロン活動となりました。
 ①日時:2022年4月5日(火)13時~14時30分
 ②場所:芦北町女島ゆめもやい緑地仮設団地(芦北町女島770-5)
 ③参加者:生協くまもと組合員理事2名、サポーター3名、社協3名、熊本県生協連1名、住民大人2名、子ども1名
 ④内容:「みんなの家」でサロン活動、出し物は「春の歌」「脳トレ」「体操」、飲料とお菓子の提供
 コロナ過により、この間支援活動を行う事ができませんでしたが、まん延防止等重点措置が3月21日に解除され、やっと実施することができました。
 女島仮設は建設当初60戸満室でしたが、現在は49世帯が入居されています。昼間、若い方はお勤めに行かれ、高齢の方はデーサービスとの事で、参加者は3名となりましたが、組合員サポーター3名が明るく楽しく、歌や脳トレや体操を参加者を巻き込みながらサロンを進められましたので、参加者からは「とても楽しかったぁ」と嬉しい声を頂きました。
 私も参加して、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。特に右手と左手をバラバラに動かす体操は、なかなか上手く動かすことが出来ませんでした。
 頭ではできると思っていても体が動かないことを実感して来ました。

①みんなで集合写真 ②「春の小川」を合唱

①みんなで集合写真

②「春の小川」を合唱

③脳トレ「マッチ棒クイズ」 ④女島仮設住宅の一部分

③脳トレ「マッチ棒クイズ」

④女島仮設住宅の一部分


2月9日【2021年度熊本県生協連主催「組合員・役職員研修会」開催報告】

 2月9日(水)14時から、昨年同様オンラインによる熊本県生協連主催「組合員・役職員研修会」を開催しました。
 講師には、日本生活協同組合連合会 組織推進本部の前田 昌宏様をお招きし、「今後の地域社会づくりに向けて」というテーマで研修会を開催しました。
 参加者は、熊本県生協連会員生協の組合員と役職員、協同組合間提携推進会議(JA熊本中央会・厚生連・畜連)、消団連・消費者協会・熊本県環境生活部県民生活局消費生活課より合計93名の申し込みでした。
 進行は、熊本県生協連の木下専務が行い、開会挨拶に熊本県生協連嶋田会長、閉会挨拶は熊本県生協上村副会長が行いました。。
 本日の講演では、『地域って何でしょう?』からスタートして、『日本の生協の2030年ビジョンでの地域づくり方針』『生協・協同組合と地域づくり』『今日・これからの日本、地域社会』『各地の生協の地域社会づくりから学ぶ』について講演をいただきました。
 内容は、生協の2030年ビジョンで目指す社会を見据えながら、足元の地域で生協・協同組合がどのような役割を期待され、どのような取り組みができるか、役職員・組合員それぞれの立場から考えさせられるもので、最後には、私たち一人一人ができることについて具体例を挙げて、何をすれば良いかも教えていただきました。また、途中で飽きないようにZoomの投票機能を使ってクイズ問題を出されたので、2時間があっという間に過ぎ去りました。
 これから、熊本県生協連も「地域のネットワークの一翼」となれるように取り組みを進めます。

①司会進行・木下専務理事 ②主催者挨拶・嶋田会長理事
①司会進行・木下専務理事 ②主催者挨拶・嶋田会長理事
③講師・日本生協連前田様 ④閉会挨拶・上村副会長理事
③講師・日本生協連前田様 ④閉会挨拶・上村副会長理事
⑤研修会資料抜粋1 ⑥研修会資料抜粋2
⑤研修会資料抜粋1 ⑥研修会資料抜粋2
⑦研修会資料抜粋3 ⑧研修会資料抜粋4
⑦研修会資料抜粋3 ⑧研修会資料抜粋4

6月21日【2021年熊本県生協連通常総会終了報告】~新型コロナウイルス感染拡大防止での開催~

 6月21日(月)16時より、ホテルメルパルク熊本2階「金峰」にて、2021年熊本県生協連の総会を開催しました。
 本総会は昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催規模の縮小、運営の簡素化、必要最小限の出席者での開催としました。
 会場に入る前の受付では、マスク着用のお願いと手指消毒、検温を行い、会場内の発言者の机には、飛散防止のパネルを設置し、出席者は机1台に1名の配置としました。
 出席役員は、理事会が総会前後に開催されたため13名中11名、代議員は議長候補1名、議事録署名人候補2名、代議員で役員候補1名の計4名、オブザーバー(役員候補)として2名、書記1名の合計18名で開催しました。

 

〇出席状況は以下の通りです。
 代議員19名中、本人出席4名、書面議決書15名で全員出席
〇議案は以下の通りです。
 第1号議案:2020年度活動・事業報告及び決算関係書類承認の件
 第2号議案:2021年度活動計画及び予算決定の件
 第3号議案:定款一部改定の件
 第4号議案:役員選任の件

 

 昨年は、生協くまもとの会議室をお借りしましたが若干狭かったので、今年は感染防止の観点からホテルでの開催としました。採択の結果は、全議案全会一致で可決承認されたことを報告します。
 本総会をもって、高谷理事、猿渡理事、迫監事が退任となり、後任には生協くまもとより推薦いただいた中野祐子様が理事に、成瀨輝明様が監事に就任されました。また、熊本県労働者共済生協より推薦いただいた石本治行様は理事に就任されました。
 総会直後に第1回理事会を開催して、代表理事選定、役付理事の互選を行い、会長理事、副会長理事、専務理事に変更はありませんでした。
 2021年度熊本県生協連は、生協間の連携、行政や他の協同組合間の連携をさらに強め、コロナ過でも安心してくらし続けられる社会をめざします。

①総会会場全体の様子 ②主催者挨拶を行う嶋田会長
①総会会場全体の様子 ②主催者挨拶を行う嶋田会長
③議長に選出された安倍代議員 ④議案提案を行う木下専務
③議長に選出された安倍代議員 ④議案提案を行う木下専務
⑤退任挨拶を行う髙谷理事 ⑥退任挨拶を行う猿渡理事
⑤退任挨拶を行う髙谷理事 ⑥退任挨拶を行う猿渡理事
⑦新任挨拶を行う中野理事 ⑧新任挨拶を行う石本理事
⑦新任挨拶を行う中野理事 ⑧新任挨拶を行う石本理事
⑨新任挨拶を行う成瀬監事 ⑩閉会の挨拶を行う上村副会長
⑨新任挨拶を行う成瀬監事 ⑩閉会の挨拶を行う上村副会長

2月17日【2020年度「組合員・役職員研修会」を開催しました】

 2月17日(水)14時から、コロナ禍のため熊本県生協連初のオンラインによる研修会を開催しました。
 講師には、日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 サステナビリティーグループ 環境担当の新良貴 泰夫様をお招きし、「生協におけるサステナビリティの取り組み」~そして私たち一人ひとりができること~というテーマで研修会を開催しました。
 参加者は、熊本県生協連会員生協の組合員と役職員、協同組合間提携推進会議(JA熊本中央会・厚生連・果実連・畜連)、消団連・消費者協会・熊本県環境生活部県民生活局消費生活課・日本生協連九州地連より合計91名でした。
 進行は、熊本県生協連の木下専務が行い、開会挨拶に熊本県生協連嶋田会長、、講演は日本生協連新良貴氏、閉会挨拶は熊本県生協上村副会長でした。
 本日の講演では、「サステナビリティの取り組みって何だろう?」からスタートして、新型コロナウイルスから環境・社会問題を学び、解決策はSDGsにあること、自らの活動が環境と社会に及ぼしている影響を知る事、そしてやることを決め、アクションを起こすことを教えていただきました。講演の最後には、私たち一人一人ができることについて具体例を挙げていただき、分かりやすくご講演をいただきました。また、講演の途中には、2度の動画の視聴と更にクイズの出題があり、聞いたり・見たり・参加したりで、90分の講演があっという間の時間となりました。
 質疑応答の時間では3名の方からチャットによる質問をお受けしました。アンケートはグーグルフォームで回答をお願いし、返信をいただいた全員の方が研修会の内容は「大変役に立った」と回答いただきました。特に、最後に教えていただいた「一人ひとりが具体的にできること」が良かったようで、「明日から自分にもできる事を実行する。」「難しいタイトルでしたが、クイズの投票やYouTubu動画を見ながらだったので楽しかったです。またわかりやすくお話いただいて感謝しています。」と嬉しいご意見をいただきました。


下記に、講演会で使用したYouTubeのURLをお知らせいたします。お時間が許せばクリックしてご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=NCqVbJwmyuo&feature=youtu.be

 

https://www.youtube.com/watch?v=jG10znhoKWA&feature=youtu.be

資料抜粋① 資料抜粋②
資料抜粋① 資料抜粋②
資料抜粋③ 資料抜粋④
資料抜粋③ 資料抜粋④

12月22日【心温まる支援物資をみなし仮設の方々にお届けしました!】

 12月中旬、神奈川県の福祉クラブ生協港北 施設長 進藤邦子様より、手編みのネックウォーマー等が熊本県生協連に届きました。
 これは、福祉クラブ生協が運営する有料老人ホームに入居されている上野タヅ子さんが、熊本地震や7月豪雨災害等で大変な被害を受けている熊本の被災者の方々をいつも心にとめて下さって、少しでも皆さんの支えになればと毎日毎日ネックウォーマーを編んでくれたものです。
 上野様は、高齢(現在92歳)にも関わらず「遠方でも困っている人のために」という想いを胸に東日本大震災の時には、子ども達が暖かく暮らせるようにと2年かけて100個の座布団を作られたそうです。今回は、豪雨災害に遭った熊本県への支援としてネックウォーマー作りに取り組まれました。
 そこで熊本県生協連は、生協くまもとが仮設団地へは十分な物資支援と情報があるが、みなし仮設の住民への対応が十分できていないという依頼を受け、生協で洗剤セットを準備し、申し込みを受け付け、50名の方へお届けするとの情報を得ましたので、12月22日(火)に生協くまもと一緒に人吉市の市営住宅にみなし仮設としてお住まいになられている方々に、洗剤セット等と一緒にお届けしました。
 お届けした住民の方からは「寒くなったので、大変ありがたい」と喜んでいただきました。みなし仮設への支援は、なかなか届いていないようで、訪問すると皆さん笑顔で受け入れてくれました。一人暮らしの方が多く、人とおしゃべりをするのが品物を届けてもらうより嬉しそうで、話が尽きないのが印象的でした。
 熊本県生協連では、会員生協と連携しながら支援活動を続けますが、今後は物の支援から心の支援が必要になると感じました。

①いただいた手編みのネックウォーマー他 ②みなし仮設でのお届けの様子
①いただいた手編みのネックウォーマー他 ②みなし仮設でのお届けの様子
③横浜港北区のタウンニュース
③横浜港北区のタウンニュース

12月14日【7月豪雨災害支援募金の贈呈式を熊本県庁で】~心温まる募金を熊本県に約5億円を贈呈!~

 12月14日(月)午前11時40分、熊本県庁本館5階知事応接室において「7月豪雨災害支援募金目録贈呈式」が執り行われました。
 出席者は、日本生活協同組合連合会より新井副会長、近藤広報部長、九州地連鈴木事務局長、熊本県生活協同組合連合会より嶋田会長、上村副会長、木下専務理事の6名、熊本県からは蒲島県知事、藤本環境生活部長、無田県民生活局長、國枝消費説活課長の4名でした。蒲島県知事からは「お預かりした義援金は責任をもって被災者の方々にお届けしたい。熊本県として復旧復興に向け全力で取り組むとともに、全国の組合員の方々に心よりお礼を申し上げたい。」」とお言葉をいただきました。
 この募金は、日本生協連が全国の生協に「2020年7月豪雨災害支援募金」を呼びかけたもので、総額6億7,491万6,984円の募金が集まりました。これを災害救助法が適用され、義援金を受け付けている9県に被害状況に応じて分配されました。熊本県へは総額の約74%「4億9,787万7,910円」が義援金として熊本県の募金口座に12月16日に送金されます。
 贈呈式終了後は、日本生協連新井副会長の希望で球磨村の被災地を視察に行きました。熊本市から1時間以上かけて県内最大規模の「球磨村さくらドーム仮設団地」を視察したあと、球磨川鉄橋が流されて、まだそのままとなっている渡地区を自分の目に焼き付けられました。新井副会長からは「まだまだ復旧すらされていない地域や、復興道半ば・・・。距離は遠いですが、被災地、被災者の皆さんのことを忘れないで、私たちのできることをつなげていきたいと、改めて心強くしました。」とお言葉をいただきました。
 改めて、募金の呼びかけ及び配分をしていただいた日本生活協同組合連合会様、心温まる募金をいただいた全国の組合員の皆様方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

①嶋田県連会長より目録贈呈 ②熊本県連・日本生協連
①嶋田県連会長より目録贈呈 ②熊本県連・日本生協連
③熊本県蒲島知事 ④贈呈式集合写真
③熊本県蒲島知事 ④贈呈式集合写真
⑤支援団体バルビーとさくらドームにて ⑥被災地・渡地区を視察
⑤支援団体バルビーとさくらドームにて ⑥被災地・渡地区を視察

12月7日【くまもと協同組合コンベンション開催】~協同組合間で具体的な連携を探る場~

 12月7日(月)午前9時~12時30分、合志市にあるJA熊本教育センターにおいて「2020くまもと協同組合コンベンション」がコロナ対策として検温・手指消毒・3密回避・換気の徹底を万全に、参加者数も50名に制限して開催されました。熊本県生協連からは加盟生協の「生協くまもと」と「熊大生協」に参加いただきました。
 このコンベンションは、協同組合についての学習と対話を通じ、事業の在り方やその存在価値を改めて考える機会としています。他協同組合の理念・事業・活動について共有化を行う事ですが、今回は協同組合間で何が連携できるかを探る場としました。
 まず、摂南大学農学部教授の北川太一氏を講師として招き「協同組合間の連携をどう進めるか?」という演題で、①「協同組合はなぜ存在するのか?」~問われるアイデンティティ(存在の証)~②「協同」(力を合わせること)への注目と期待③協同組合間の連携を進めるために」~協同の力で食・農・地域を繋ぐ~のタイトルで、協同組合原則からSDGs、そして茨木県や石川県の協同組合連携の実例を紹介いただきました。
 その後、4班に分かれて「協同組合間の具体的な連携」についてグループ討議を行い、各参加者から思い付くままに意見要望を出していただきました。
 グループ討議が終了後、4班の各代表による発表が行われ「子ども食堂」「フードバング」「買い物難民」「お互いの広報誌で情報発信」「各施設の共同利用」「学習会の共同開催」など具体的で直ぐにでも連携できそうな取り組みが報告されました。そして最後に北川講師にまとめをいただき終了となりました。
 今回のコンベンションは、聞くだけではなくグループ討議が組み込まれていたため各構成団体の方々と身近にお話ができて大変良かったと思います。皆さん「先ずはお互いを知ることから」と意見が一致しました。
 熊本県生協連は、各構成団体と各会員生協のパイプ役になり、1つでも具体的な活動や事業が実現できるよう、熱が冷めないうちに構成団体に働きかけを行います。

 

【協同組合間提携推進会議構成団体】
・熊本県生活協同組合連合会
・熊本県森林組合連合会
・熊本県漁業協同組合連合会
・熊本県経済農業協同組合連合会
・全国共済農業協同組合連合会 熊本県本部

・熊本県厚生農業協同組合連合会
・農林中央金庫熊本支店
・熊本県酪農業協同組合連合会
・熊本県果実農業協同組合連合会
・熊本県畜農業協同組合連合会
・熊本県農業協同組合中央会

①JA熊本中央会宮本会長開会挨拶 ②摂南大学北川教授による講演
①JA熊本中央会宮本会長開会挨拶 ②摂南大学北川教授による講演
③グループ討議(1) ④グループ討議(2)
③グループ討議(1) ④グループ討議(2)
⑤集合写真
⑤集合写真

11月23日【球磨村総合運動公園仮設団地で炊き出しを実施】

 11月23日(月)11時30分~13時、球磨村グラウンド仮設にて、「生協くまもと」「球磨村地域支え合いセンター」「社会福祉法人芳和会」「特定非営利活動法人バルビー」による4団体連携の炊き出しが行われましたので、熊本県生協連も同行して来ました。
 今回の炊き出しメニューは、生協くまもとより「おでん」「レトルトごはん」「LLパン」等とエフコープより提供いただいた「筑前朝倉蒸し雑煮」、バルビーによる「綿菓子とコーヒー」、球磨村地域支え合いセンターによる「冬物衣料の提供」、芳和会による「健康チェック相談会」で、4団体総勢30名強による実施となりました。
 球磨村総合運動公園内には、7月豪雨に伴い熊本県内各地で整備が進められている応急仮設住宅のうち、一つの団地としては最大規模となる113戸の「球磨村グラウンド仮設団地」があり、「多目的広場仮設団地」と「さくらドーム仮設団地」を合わせると181戸・約550人が仮住まいされています。
 炊き出しを準備した場所は、球磨村グラウンド仮設団地内の「みんなの家」の前です。みんなの家の中では、健康チェック相談会を実施しました。今回の炊き出しの「おでん」は310食の提供となり、住民の方からは「寒くなったから、おでんは温まっていいねぇ~、ありがとう!」、子ども達からは「綿菓子、おいしいです。」と声をいただきました。
 生協くまもとの年内の炊き出しの予定は、11/28(土)錦町大王原仮設団地、12/5(土)芦北町女島仮設団地・津奈木仮設団地、12/12(土)八代市仮設団地となっており、来年も支援活動を実施される予定です。

①4団体の集合写真 ②みんなの家の前で炊き出し支援
①4団体の集合写真 ②みんなの家の前で炊き出し支援
③生協くまもとによる炊き出し ④炊き出しのおでんセット
③生協くまもとによる炊き出し ④炊き出しのおでんセット
⑤レトルトご飯とLLパン ⑥筑前朝倉蒸し雑煮
⑤レトルトご飯とLLパン ⑥筑前朝倉蒸し雑煮
⑦支え合いセンターの冬物衣料 ⑧バルビーによる綿菓子
⑦支え合いセンターの冬物衣料 ⑧バルビーによる綿菓子
⑨芳和会による健康チェック ⑩さくらドームの資材置き場
⑨芳和会による健康チェック ⑩さくらドームの資材置き場
⑪球磨村ムービングハウス ⑫球磨村グラウンド仮設団地
⑪球磨村ムービングハウス ⑫球磨村グラウンド仮設団地

11月13日【大津町「協同の森」下草刈りを実施しました!】

 11月13日(金)、新型コロナウイルス感染症の影響で、今年度なかなか企画することができなかった「協同の森」の下草刈りを午後からやっと実施することができました。また、午前中には「協同組合間提携推進会議」を開催し、12月7日(月)には、「協同組合コンベンション」として、協同組合間の連携をテーマに講演会とグループ討議を開催、来年1月22日(金)には、構成団体の「相互研修」としてJA菊池本所で座学を行い、生協くまもとのお店「コープ合志」を視察することが決定しました。
 「協同組合コンベンション」は毎年実施していますが、今回は協同組合間で具体的な連携できるものを各構成団体より出してもらうグループ討議が予定されています。それぞれの団体から小さい事でも良いので、何か一緒にできるものが出されれば前向きに検討したいと思います。また「相互研修」では、7月にJA菊池の「きくちのまんま」が「コープ合志」のリニューアルに合わせてインショップとして導入され、野菜コーナーは前年比200%、店全体でも前年比140%を達成した具体例を座学と視察にて学ぶこととしています。今後は、withコロナを見据えて、少しずつ活動を工夫しながら前に進んでいかなければならないと思いました。
 午後からの「協同の森」下草刈りは、現地に到着すると膝丈まで雑草が伸びていました。しかし、今回は草刈り機が8台用意されていたので、予定より早く終了することができました。さすがに還暦を過ぎると作業が辛く感じられますが、普段見る事の出来ないキノコやカマキリの卵などを発見し、たまには山に入り自然に触れるのも心が癒さます。また来年も環境保全活動の一環として、熊本県生協連も各団体と一緒に活動を行います。


【協同組合間提携推進会議構成団体一覧】
・熊本県生活協同組合連合会
・熊本県森林組合連合会
・熊本県漁業協同組合連合会
・熊本県経済農業協同組合連合会
・全国共済農業協同組合連合会 熊本県本部
・熊本県厚生農業協同組合連合会
・農林中央金庫熊本支店
・熊本県酪農業協同組合連合会
・熊本県果実農業協同組合連合会
・熊本県畜農業協同組合連合会
・熊本県農業協同組合中央会

①令和2年度協同の森下草刈り ②道なき道を前進
①令和2年度協同の森下草刈り ②道なき道を前進
③現場に到着、さぁやるぞ! ④このキノコ食べられるのかな?
③現場に到着、さぁやるぞ! ④このキノコ食べられるのかな?

10月3日【球磨中学校体育館で牛丼の炊き出し支援】

 10月3日(土)、令和2年7月豪雨により甚大な被害を受けられた球磨村に、生協くまもとが炊き出しの企画をされましたので、熊本県生協連も同行して来ました。10月4日で発災から3か月が経過しますが、県道219号線は未だに片側通行の部分や役場の許可証がないと通れないところがあり、災害の大きさを物語っていました。
 この日、炊き出し支援を行った場所は、球磨村の球磨中学校体育館内の避難所です。ここには、約70名の方々が避難されています。コロナ禍で、これまで禁止されていた炊き出し等の支援が、やっとできるようになりました。
 しかし、避難されている方々との交流は叶わず、体育館玄関の外で牛丼の準備を行い、玄関の中まで牛丼をお届けし、体育館の中から取りに来てもらい、体育館の中に持ち帰って食べてもらうという形でした。
 参加者は、役職員4名と組合員5名(内3名は人吉在住の組合員)で、牛丼120食を振る舞いました。材料の牛肉は熊本県民でもなかなか口にできない「和王」を4kg、JA熊本経済連様に格安でご提供いただきました。また、お米も地産地消にこだわり、生協くまもとの「産地交流米・球磨ものがたり」を使用し、調味料は勿論CO・OP商品で味付けを行いました。
 JA熊本経済連様にご提供いただいた、くまもと黒毛和牛プレミアム「和王」のおかげで「お肉が柔らかく、脂が甘くて、とても美味しい!」と皆様方には大変喜んでいただけたようです。ご協力ありがとうございました。
 今後の生協くまもとの炊き出し支援は、10月13日(火)に旧多良木高の避難所と17日(土)に芦北町の仮設団地の2か所が決まっているとのことです。コロナ禍での実施は難しい面もありますが、みんなで助け合いながら、一日でも早い復旧復興を願っています。

①球磨中体育館避難所で炊き出し支援 ②体育館玄関前・KKTさんも取材に
①球磨中体育館避難所で炊き出し支援 ②体育館玄関前・KKTさんも取材に
③特製牛丼の完成 ④炊いたご飯を120人分に分けるのは職人技
③特製牛丼の完成 ④炊いたご飯を120人分に分けるのは職人技
⑤牛丼にCOOPの漬物を添えて完成 ⑥完成品を体育館玄関内へ運ぶ
⑤牛丼にCOOPの漬物を添えて完成 ⑥完成品を体育館玄関内へ運ぶ
⑦体育館の玄関内・熊日さんも取材に ⑧体育館の中から牛丼とお茶を取りに来られる
⑦体育館の玄関内・熊日さんも取材に ⑧体育館の中から牛丼とお茶を取りに来られる
⑨マスクもプレゼントしてきました ⑩組合員手作りのチラシ
⑨マスクもプレゼントしてきました ⑩組合員手作りのチラシ
⑪和王の旗 ⑫ステーキで食べたい!
⑪和王の旗 ⑫ステーキで食べたい!

9月1日【生協くまもとの7月豪雨災害支援活動・続報】

 生協くまもとでは、職員ボランティアを募って、被災地での作業ボランティア及びボランティアセンターの運営支援を行われていますが、今回は8月4日~28日まで人吉方面のCO・OP共済に加入されている方々の契約者訪問活動をお知らせします。
 訪問予定件数は880件で、実際に訪問できたのは824件、その内対面できたのは387件でした。対面率は44%で熊本地震の時よりも良いとの事です。また、共済金の給付申請をできたのは112件(全壊38件、半壊41件、床上浸水33件)で、給付金は1千8百万円を超える金額になるそうです。
 CO・OP共済に加入されている組合員は、病気やケガの時の保障との認識で、住宅災害は補償されないと思っている方が多いとのこと。そこで、安否確認と共に住宅が被害を受けていないか、実際に現場を訪問し、被害の確認ができたら、その場で給付申請書に記入いただき、10日前後には、給付金が受け取られるように活動されました。
 この訪問活動には、日本コープ共済連の職員の方々にも泊まり込みでお手伝いをいただきました。他部署からの応援を含めて延べ74名の職員で訪問されたのですが、道が通行止めだったり、避難所等に避難されて会えなかったりで、予定件数すべては訪問できませんでした。
 組合員からは「CO・OP共済で住宅災害の補償があるとは知らなかった。」「暑い中、こんな遠いところまで、わざわざ来てくれてありがとう!」と感謝の言葉をいただき、職員たちも喜んでいたようです。
 また、この訪問活動を通して職員からも「改めてCO・OP共済の良さを実感することができた。今後も組合員のお役立ちが出来るようにCO・OP共済の輪を広げたい」と声が上がっていました。
 今回訪問にあたっては、心ばかりのお見舞い品(タオル・エコバッグ・除菌ティッシュ・ポールペン)を準備して行ったのですが、会えなかった組合員には請求のご案内の用紙も一緒にお届けしてきました。火災共済に加入されている方は、給付申請をされると思いますが、CO・OP共済に加入されている方も給付の対象になるかもしれませんので、遠慮なくフリーダイヤル:0120-08-9431までお問い合わせください。

 

※CO・OP共済《たすけあい》の住宅災害の保障
・一部損壊(20万円以上の被害)・床上浸水・半壊・全壊の被害により、3万・15万・30万円の給付(ジュニア20コース除く)

①契約者訪問スタート ②対策本部での打ち合わせ
①契約者訪問スタート ②対策本部での打ち合わせ
③道が通れない ④土砂崩れの跡
③道が通れない ④土砂崩れの跡
⑤契約者訪問 ⑥お見舞いセット
⑤契約者訪問 ⑥お見舞いセット

8月22日【生協くまもとの7月豪雨災害支援活動・続報】

 8月22日(土)に、生協くまもとの無店舗支援室2名、熊本東支所4名、八代支所4名、人吉支所4名、合計14名で、人吉ボランティアセンターに集合し、検温・受付を済ませて、人吉市中神町の依頼者宅に向かわれました。
 この日の作業は、駐車場に流入した土砂を搬出して欲しいとの要望を受け、スコップと一輪車で泥と瓦礫を一か所に集める事でした。
 泥は水分を含んでいるときは、とても重たく作業が大変なのですが、この日は晴天が続いていたので泥は乾燥しており、今回は埃に悩ませられたとの事です。
 また、前日の金曜日には県南店舗職員が中心となり11名で、芦北にボランティアに行かれています。生協くまもとのFacebookにアップされていますので、是非ご覧ください。
 生協くまもと公式Facebookはこちらから→https://www.facebook.com/kumamoto.coop/

①泥出し作業(1) ②泥出し作業(2)
①泥出し作業(1) ②泥出し作業(2)
③泥出し作業(3) ④人吉ボランティアセンター
③泥出し作業(3) ④人吉ボランティアセンター

8月7日・8日【生協くまもとの7月豪雨災害支援活動・続報】

 生協くまもとの先週末の職員ボランティア活動です。

 8月7日(金)は、芦北津奈木広域ボランティアセンター運営支援に2名、作業ボランティアとして9名、合計11名の職員が支援活動を行われました。この日のボランティアの受入人数は126人だったそうです。
 今回作業ボランティアに訪れたお宅は、床下の土砂を掻き出す作業については完了していたので、湿った畳を外に出して乾かす作業、畳下の床板を全て剥がして洗浄する作業、そこから部屋を元の状態へ復元する作業だったそうです。
 職員9名で作業を行ったので、何とか時間内に豪雨前の部屋の状態まで戻すことができたが、この作業をご家族だけで行うには、大変な労力と時間がかかる事が想像されたとのこと。作業後には依頼主の方から「自分だけの力では、どうにもできなかった。本当に来てもらって助かった。」という言葉をいただいたそうです。また、水害のボランティア活動というと、何となく泥だし作業を想像していたが、実際は泥だし作業が終わった後にも、しなければならない作業は大量にあるという事を実感したと報告を受けました。

 

 8月8日(金)は、芦北津奈木広域ボランティアセンター運営支援に2名、作業ボランティアとして14名、合計16名の職員が支援活動を行われました。この日のボランティアの受入人数は503人だったそうです。
 今回の作業は、人吉市内の3階建てのお宅に入り、泥が流入した1階と2階の床と家の周りの泥出し。土嚢400袋をすべて使い切り、泥を出したとのこと。参加した職員からは「被災から1か月以上経過しているのに被害の跡が大きく残っており、想像した以上の被害に、改めて自然災害の恐ろしさを知ることができた。これからも助け合いの精神を忘れずに、ボランティア活動等に積極的に参加していきたい。」と報告をいただいています。

 

[8月7日芦北・津奈木地区の作業を写真で紹介します]

①剥がした床板を洗浄 ②床板の乾燥作業
①剥がした床板を洗浄 ②床板の乾燥作業
③畳の乾燥作業 ④綺麗になった床下
③畳の乾燥作業 ④綺麗になった床下
⑤床下の消毒作業 ⑥乾いた床板を元の場所へ
⑤床下の消毒作業 ⑥乾いた床板を元の場所へ
⑦乾いた畳を元の場所へ ⑧やり遂げてほっとする職員
⑦乾いた畳を元の場所へ ⑧やり遂げてほっとする職員

8月1日【生協くまもとの7月豪雨災害支援活動・続報】

 生協くまもとでは、職員ボランティアを募集し、7月17日(金)より毎週金・土・日でボランティアセンター運営支援と作業ボランティアの活動を実施しています。昨日までに、52名が応募し7月24日(金)は大雨で中止となったため、42名がボランティア活動に参加しました。また、今週の金土日には30名の応募があっています。
 8月1日(土)は、県連も生協くまもとの職員と一緒に総勢12名で、川上哲治記念野球場横にある人吉市災害ボランティアセンターに行きました。受付で検温を済ませ、作業内容の説明を受け、一輪車やスコップ等の機材を、お借りした軽トラックに積んで、熊まで10分程度離れた依頼者宅に車4台で向かいました。
 到着し家の中を確認すると、廊下を挟んで左半分は、昨日入ったボランティアにより床板が剥がされ、流入した泥も取り除いてありました。依頼者の方からご要望を丁寧にお聞きしたところ、引き続き廊下と右側の部屋の床板剥がしと、その下の泥の取り除きをお願いしたいとの事でした。
 別件で、昨日の作業で出た土嚢が家の前に道に50袋程度積んであり、見た目も悪いし車の通行にも邪魔になるので撤去したいとのお申し出をいただきました。しかし、ボラセンからの作業内容になかったので、ボラセンに帰ってお伝えしておくとしました。
 早速、役割分担を決め作業は15分、休憩は5分取ることとし、午後3時までにセンターに帰るように指示を受けていたので、2時30分には作業を終了し、機材を綺麗に洗って帰る計画としましたが、途中1回だけ作業に没頭したため連続30分の作業となってしまいました。
 実際に床板を剥がしてみると、土が水を含んで粘土状になっていました。土嚢にスコップで泥を詰めると重さは10㎏程度あったと感じます。それを100袋以上は詰めたと思いますが、時間までにすべて取り除けませんでしたので、明日のボランティアに継続作業で依頼することとしました。
 しかし、作業の途中で建設会社の方が、市の依頼で泥を回収して廃棄しています。ここの土嚢も手伝っていただければ回収しますと声を掛けていただいたので、是非お願いしますと依頼しました。泥だけ回収されるとのことで、折角土嚢に詰めたのですが、土嚢から土だけをトラックに積む作業となりました。大変な作業となりましたが、依頼者の要望でしたので、家の前と庭に山積みとなっていた土嚢が綺麗に取り除かれ、依頼者にはとても喜んでいただきました。
 家の向かい側に、綺麗な用水路がありましたので、そこで機材を洗って予定通り午後3時にボランティアセンターに帰ることができました。気温は35度を超えていたと思いますが、家の中の作業が中心で直射日光を浴びることはありませんでした。途中休憩も何度も取り、塩飴と水分補給を行いましたので体調を崩す職員は居ませんでした。さすがに午後からは疲れた表情でしたが、ボランティアセンターに帰り、そこでアイスの「ガリガリくん」をいただき、ほっとしたのか職員に笑顔が戻っていました。
 後日確認したところ、8月1日当日のボランティア参加者数は全体で417名、活動件数は42件でした。

①床板を剥がす作業1 ②床板を剥がす作業2
①床板を剥がす作業1 ②床板を剥がす作業2
③作業がしやすいようにのこぎりで撤去 ④床下の泥を土嚢に詰める作業1
③作業がしやすいようにのこぎりで撤去 ④床下の泥を土嚢に詰める作業1
⑤床下の泥を土嚢に詰める作業2 ⑥綺麗に泥を撤去
⑤床下の泥を土嚢に詰める作業2 ⑥綺麗に泥を撤去
⑦家の前の土嚢を一旦ユンボへ ⑧家の前の土嚢をトラックへ
⑦家の前の土嚢を一旦ユンボへ ⑧家の前の土嚢をトラックへ

7月23日【続報・生協コープかごしまからの支援物資を橋渡し】

 7月23日に「生協コープかごしま」からお預かりした支援物資をくまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)に橋渡ししました。
 翌日に、前回お知らせした組合員さんが手作りされたマスクが、作られた方々のメッセージ付きで300枚届きましたので、写真でご紹介します。
 また、生協コープかごしま 山田比呂美会長理事より送付にあたってコメントをいただきました。被災された方々にこの想いも届くように併せてご紹介いたします。ありがとうございました。

 

 コロナ禍のなかでも日々頑張っているうちの職員のためにマスクを集めて届けていたのですが、熊本の豪雨災害が起こり、人的支援ができない中、募金だけじゃなくて、私たち組合員に出来るもっと身近な支援が出来ないものかと思っていたときに組合員さんから、「この分は熊本の被災された方々へ送ってください!」というメッセージ付きのマスクが届き始めました。
 苦労した点といえば、自粛を余儀なくされていた時、手作りマスク作りへの協力を直接会えない組合員さんへ如何に伝え、お願い出来るかということと、マスクの材料が日々市場から消え始め、作りたくても布もゴムもはたまたミシンの糸までも見当たらない・・・あちこちのお店を廻ったり、インターネットで探したりしたことくらいでしょうか。
 でも、そんな苦労は被災された皆さんのご苦労に比べたら取るに足りない些細なことです。これからも引き続き被災者のみなさんに少しでも元気を出してもらえるよう心を込めて作り続けたいと思っています。私たち鹿児島の組合員の応援の気持ちとして被災された方々へお届けください。一日も早い復興をお祈りいたします。

 

   

7月23日【生協くまもとのお店がリニュアルオープン!】

 7月23日(木)、生協くまもとのSM店「コープ合志(合志市幾久富)」がリニュアルオーブンし、JA菊池の「きくちのまんま」コーナーが新設されました。これは、協同組合間提携推進会議でJA菊池から生協のお店で菊池管内の農産物を販売できないだろうかと熊本県生協連に申し出があり、生協くまもとに取り次いだものです。
 リニュアルオープンに伴い、スイーツコーナーも充実されています。店内にはLEDの間接照明が設置され、明るい雰囲気に生まれ変わっています。今回導入された「きくちのまんま」は、JA菊池が展開する安心品質の菊池ブランドで、エコファーマーの認定による環境にやさしい農業の実践や、残留農薬検査の定期的な実施を行っておられます。
 9時30分の開店時には、生協くまもとの嶋田理事長、JA菊池の三角組合長、JA熊本経済連の梶原専務が店内入口でお出迎えを行い、その後、生協くまもとの高谷組合員理事と藤浦組合員理事も加わって懇談会を開催されました。7月豪雨災害・フードマイレージ・協同組合間協同などについて意見交換をされました。今回の「きくちのまんま」オープンを機に、更に連携した取り組みが期待されます。
 オープンイベントとして、えこめ牛のサイコロステーキ・フランクフルトの実演販売、JA菊池の加工品販売、巨大トマトガラポン抽選会、子ども向けにはミニトマトすくい、ポップコーンプレゼントを準備されました。
 このイベントには、JA菊池から10名、JA熊本経済連から6名も応援部隊を出していただき、生協の組合員もガラポン抽選会を担当して店頭を盛り上げていただきました。500円以上のお買い物レシートで1回抽選できるガラポン抽選会は、開始早々に特賞の「くまもと黒毛和牛プレミアム「和王」400gが2本も大当たり、更には2等の「JA菊池まんまキッチンの商品券3千円分も1本出て、準備していた250本の景品は2時間程度で終了となりました。
 買い物に来られた組合員からは「新鮮で安全・安心の野菜がここで利用でき、しかも地産地消で良いですね。」「生協さんと農協さんのコラボですか。」「美味しそうなスイーツがあったので、つい買ってしまいました。」との声をいただきました。
 本日の店頭でのイベントと売り場の様子を沢山の写真でご紹介いたします。

①生協くまもとのお店・コープ合志 ②開店時のお出迎え
①生協くまもとのお店・コープ合志 ②開店時のお出迎え
③新設「きくちのまんま」野菜コーナー ④新設「きくちのまんま」の果物コーナー
③新設「きくちのまんま」野菜コーナー ④新設「きくちのまんま」の果物コーナー
⑤「きくちのまんま」コーナー を目指して ⑥スイーツコーナーが充実しました
⑤「きくちのまんま」コーナー を目指して ⑥スイーツコーナーが充実しました
⑦天井にLEDの間接照明を設置 ⑧テント2張りでイベントを実施
⑦天井にLEDの間接照明を設置 ⑧テント2張りでイベントを実施
⑨えこめ牛サイコロステーキ実演販売 ⑩JA菊池の加工品販売
⑨えこめ牛サイコロステーキ実演販売 ⑩JA菊池の加工品販売
⑪生協組合員も抽選会のお手伝い ⑫巨大ガラポンに並ぶ買い物客
⑪生協組合員も抽選会のお手伝い ⑫巨大ガラポンに並ぶ買い物客

7月23日【生協コープかごしまからの支援物資を橋渡し】

 7月23日(木)、熊本県生協連は「生協コープかごしま」からお預かりした災害支援物資を嶋田県連会長より、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)に橋渡ししました。
 これは、生協コープかごしまの組合員さんが、今回の豪雨災害で被災された方々のために手作りされたマスク他、これまでの経験から被災地が必要と思われる物資をお届けするべきと考えられタオル、軍手、肌着、靴下など合計3550点を、鹿児島県社協の情報をもとに選定されました。
 送付にあたっては、社協を通じたお届けではなく、生協組織を通じたお届けに一本化した方が良いとの判断で、熊本県生協連に相談されたものです。
 当県連では、被災地もしくは支援団体に橋渡しいただきたいとのご意向でしたので、今回はKVOAD様に引き渡して、被災者のために活用させていただきます。
 生協コープかごしまの組合員の皆様には、心のこもった品々をご用意いただき、心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

コープかごしまからの支援物資をKVORDへ
コープかごしまからの支援物資をKVORDへ

7月22日【生協くまもとのお店「コープ合志」が明日リニュアル!】~JA菊池の「きくちのまんま」コーナーを新設~

 明日7月23日(木)、生協くまもとのお店「コープ合志」がリニュアルオーブンされ、JA菊池の「きくちのまんま」コーナーが店内に新設されました。生協と農協の新しいコラボレーションです。
 これにより、JA菊池さんの安全・安心の農産物が、生協のお店でも購入する事ができるようになりました。生産者30人以上の方々が、採れたての農産物を朝一番に店内の平台に並べて販売し、残りは夕方に回収に来られるそうです。今後は、新鮮でおいしい野菜を毎日ご利用いただきたいと思います。
 当日はオープンイベントとして、JA菊池さんからも応援部隊を出していただき、以下のイベントを実施して、リニュアルオープンを盛り上げていただきます。生協くまもとからも組合員活動推進委員全員が、午前と午後に分かれて巨大ガラポンを担当される予定です。


・130㎝の巨大ガラポン→特賞は黒毛和牛「和王」
・JA菊池の加工品販売
・えこめ牛サイコロステーキ実演販売
・ミニトマトすくい(小学生以下参加無料)
・ポップコーンプレゼント(小学生以下先着200名)など

 

きくちのまんまJA菊池産が安全安心な理由
・日本有数の畜産地帯から生産される良質な堆肥を使用
・土壌分析に基づいた適正な土壌管理による食味向上
・エコファーマーの認定による環境にやさしい農業の実践
・残留農薬検査の定期的な実施

コープ合志 7月23日(木)~26日(日)のチラシ
コープ合志 7月23日(木)~26日(日)のチラシ

7月17日【7月豪雨災害・生協くまもとの被災地支援活動第1弾】~職員10名による津奈木地区の支援活動~

 7月17日(金)、生協くまもとの職員(管理本部4名・店舗事業本部5名・組合員活動部1名)による被災地支援活動の第1グループの支援活動を報告します。
 早朝、津奈木町役場に設置された「芦北・津奈木広域災害ボランティアセンター」へ向かい、先ず、コープみらいの武蔵藤沢店(埼玉県入間市)から届けて頂いたタオル、マスク、エタノールをボランティアセンターの芝原様へお渡しされました。
 その後、支援活動の説明を受けられ、津奈木町福浦へと向かい、家の周りの側溝や庭の泥の搔き出しされました。降り続いた雨で泥はぬかるみ、スコップで掻き出すとずっしりと重く、慣れない作業は10分程度で腕がパンパンになられながら、一輪車で何度も往復し泥を取り除かれました。
 午後からは、津奈木町の平国という地区に移り、溝に溜まった泥を土嚢に詰め、くずれた崖の修復のために運び出しました。どちらの作業も力と根気のいる作業で、被災された方が行うには負荷が大きく、長期にわたる支援が必要との報告を受けました。
 今後の生協くまもとの支援活動の予定は、職員へのボランティア募集を行われています。現地の作業支援ボランティアとボランティアセンターの運営支援に分けて実施されます。

 

本日の時点では、以下の日程で職員ボランティアを募集されています。
〇第2グループ
①7月24日(金):芦北・津奈木地区 作業ボランティア 10名程度
②7月24日(金):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名
③7月25日(土):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名
④7月26日(日):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名
〇第3グループ
⑤7月31日(金):芦北・津奈木地区 作業ボランティア 10名程度
⑥7月31日(金):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名
⑦8月01日(土):人吉地区     作業ボランティア 10名程度
⑧8月01日(土):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名
⑨8月02日(日):芦北・津奈木地区 運営支援ボランティア 2名

①力を合わせて作業を行いました ②コープみらい武藏藤沢店からの支援物資贈呈
①力を合わせて作業を行いました ②コープみらい武藏藤沢店からの支援物資贈呈
③溝にたまった泥を撤去 ④一輪車に載せて泥を搬出
③溝にたまった泥を撤去 ④一輪車に載せて泥を搬出
⑤手分けして泥をかき出しました ⑥泥はぬかるみずっしりとした重さがあります
⑤手分けして泥をかき出しました ⑥泥はぬかるみずっしりとした重さがあります
⑦裏庭にまで泥が入っていました ⑧土嚢に詰め運び出します
⑦裏庭にまで泥が入っていました ⑧土嚢に詰め運び出します

7月17日【災害ボランティアセンター視察報告】

 7月17日(金)、朝から芦北町役場田浦支所横に開設されている「芦北・津奈木広域災害ボランティアセンター」に視察に行ってきました。高速道路は、割とスムーズに走れました。途中で熊本市のゴミ収集車が3台連ねて被災地に向かっており、自衛隊のトラックも数台見ました。
 ボランティアセンターは、田浦インターを降りて3分のところで、田浦の道の駅の近くにあります。到着すると駐車場手前には、生協くまもとの迫副理事長が駐車場整理をされていました。受付テントの中には、組合員理事の中野さんが受付の手伝いをされてました。
 本日のボランティアは236人の予定で、受付(検温有り)を済ませるとチーム毎に編成され、10時までには出発し、それぞれ現地のニーズに合った作業を行い、午後3時までには戻って来られるとの事です。(高速料金は申請すると無料)
 センターには、物資は潤沢にありましたが、消耗品は日々出て行きますので、現場を見て、不足していたタオルを生協くまもとから明日補充することとなりました。明日は生協くまもとの堀口部長、明後日は高見本部長が運営支援を行う予定になっています。
 熊本県生協連も来週から8月末までの金・土・日のいづれかに生協くまもとのメンバーに加えていただき、芦北・津奈木広域災害ボランティアセンターの運営支援に行く予定としています。

①芦北津奈木広域ボランティアセンター ②ボランティア受付
①芦北津奈木広域ボランティアセンター ②ボランティア受付
③検温に並ぶボランティア ④資材置き場
③検温に並ぶボランティア ④資材置き場
⑤資材置き場・バケツ ⑥資材置き場・飲料
⑤資材置き場・バケツ ⑥資材置き場・飲料
⑦資材置き場・一輪車 ⑧ボランティアの駐車場
⑦資材置き場・一輪車 ⑧ボランティアの駐車場

6月22日【2020年熊本県生協連通常総会終了報告】~新型コロナウイルス感染拡大防止での開催~

 6月22日(月)16時より、開催場所は生協くまもとの会議室をお借りして、2020年熊本県生協連の総会を開催し、予定時間通り16時35分に閉会しました。
 本総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催規模の縮小、運営の簡素化、必要最小限の出席者での開催としました。会場ではマスク着用、手指消毒、換気を行いましたが、会場が狭いため、残念ながら若干蜜となりました。
 出席役員は、理事会が総会の前に開催されたため13名中11名、代議員は議長候補1名、議事録署名人候補2名、オブザーバーとして県消費生活課1名、役員候補者1名、書記1名の合計17名で開催しました。

 

〇議案は以下の通りです。
第1号議案:2019年度活動・事業報告及び決算関係書類承認の件
第2号議案:2020年度活動計画及び予算決定の件
第3号議案:役員選任規約一部改定の件
第4号議案:役員補充選任の件
第5号議案:議案決議効力発生の件
〇出席状況は以下の通りです。
代議員19名中、本人出席3名、書面議決書16名で全員出席

 

 いつもと違う総会となりましたが、全議案全会一致で可決承認されたことを報告します。
 また、本総会を以って、南副会長理事が辞任されました。後任には、グリーンコープ生協くまもとの上村専務が理事に選任され、直後に開催した第1回理事会で副会長理事に互選されたことも併せて報告いたします。

①野村理事開会宣言 ②嶋田会長挨拶
①野村理事開会宣言 ②嶋田会長挨拶
③石本議長 ④木下専務議案提案
③石本議長 ④木下専務議案提案
⑤福永監事監査報告 ⑥代議員採決
⑤福永監事監査報告 ⑥代議員採決
⑦上村新役員挨拶 ⑧閉会挨拶
⑦上村新役員挨拶 ⑧閉会挨拶

3月12日【最後の「こーぷ喫茶」に参加して来ました!】~92歳のおじいちゃんは自転車で参加…凄い~

 3月12日(木)、広崎仮設での「こーぷ喫茶」が最後になると聞いて、ご挨拶に行ってきました。新型コロナウィルス感染防止で開催を中止することも検討されましたが、最後という事で事務局・サポーター全員マスク着用で開催されました。本日の参加者は10名、サポーター等8名、合計18名で開催となりました。
 この「こーぷ喫茶」は、生協くまもとが被災地・被災者支援として、熊本地震発災後2016年9月8日から順次スタートし、6か所の仮設で毎月1回継続的に開催されました。今年2月末までに累計210回開催し、住民の参加は延べ2087人、サポーター・役職員の参加は1477名、合計3564名の方々にご参加いただきました。
 この広崎仮設が記念すべき第1回開催場所で、これまで38回開催し、延べ758名の参加をいただいています。はじめは、どんな風に開催すれば、皆様方に喜んでいただけるのか手探りの状態でコープサポーターさんが始められましたが、1年も過ぎたころには、参加者の方から「色んな団体さんが来るが、生協さんのこーぷ喫茶が一番良か」という声を聞いていました。今日ホントですか?とお聞きしたら全員「本当です!」と言ってくれました。
 建設型仮設住宅には、最高46955名の方々がいらっしゃいましたが、今朝の新聞には1815名と掲載されていました。それぞれの仮設住宅は閉鎖となり、木山仮設に統合されることとなりました。災害公営住宅の整備も進み、12市町村で70団地1717戸建設される予定です。既に9割程度が完成し、そこで新しい生活を始められています。
 生協くまもとは、3月をもって、すべての「こーぷ喫茶」を閉じますが、行政・社協・NPО団体と連携し、地域でのコミュニティづくりの活動を進める予定とされています。まだ、具体的なものは決まっていないそうですが、住民の方々とまたいつかどこかでお会いできる日を楽しみにしています。

①広崎仮設「みんなの家」で集合写真 ②サポーターさん只今準備中
①広崎仮設「みんなの家」で集合写真 ②サポーターさん只今準備中
③全国の生協からいただいお菓子 ④こーぷ喫茶開催中「ハーモニカの伴奏で合唱」
③全国の生協からいただいお菓子 ④こーぷ喫茶開催中「ハーモニカの伴奏で合唱」
⑤こーぷ喫茶開催中「みんなで脳トレ」 ⑥本日のコープサポーターさん集合写真
⑤こーぷ喫茶開催中「みんなで脳トレ」 ⑥本日のコープサポーターさん集合写真
⑦八代亜紀さんのサインを見っけ ⑧広崎仮設にある「みんなの家」
⑦八代亜紀さんのサインを見っけ ⑧広崎仮設にある「みんなの家」

2月19日【2019年度 組合員・役職員研修会開催報告】~更にSDGsを推進するために~

 2月19日(水)14時から、メルパルク熊本3階「中岳」において、講師に日本生活協同組合連合会 社会・地域活動推進部 サステナビリティーグループ 環境担当の小野光司氏をお招きし、「生協におけるSDGsとエシカル消費」~更にSDGsを推進するために~というテーマで研修会を開催しました。
 参加者は、熊本県生協連会員生協組合員と役職員、協同組合間提携推進会議(JA熊本中央会・経済連・厚生連・果実連・畜連・森連・農林中央金庫)、熊本県環境生活部県民生活局消費生活課より合計70名でした。

 進行は、熊本県生協連の木下専務が行い、開会挨拶に熊本県生協連嶋田会長、来賓挨拶に熊本県消費生活課吉田課長、講演は日本生協連小野氏、閉会挨拶は県生協連淋理事でした。
 講演の内容は、昨年度のSDGsの講演のおさらいとして、SDGsの枠組みや成り立ちや、生協の事業・活動の事例を紹介して生協とSDGsの関係を振り返りました。その上で、最近話題になっている「海洋プラスチック問題」を中心に、国や企業及び生協の具体的な取り組みを紹介いただきました。続いて、更なるSDGsの達成に向けた取り組みの考え方をご説明いただき、SDGsの次のステップまで踏み込んだお話をいただきました。講演途中に2度のワークショップを織り込まれ、2人1組となって講師から与えられたテーマをみんなで一緒になって考えることがでしました。

 質疑応答の時間では1名の方から発言があり、講師には丁寧に答えていただきました。最後に参加者の方にはアンケートにもご協力いただき52枚の提出がありました。多くの方から、SDGsの達成に向けて自分ができることから取り組む、また海洋プラスチック問題では、映像で死んだ鳥の胃袋から大小200個以上のプラスチックが出てきたところを見せられて怖くなった。環境問題が身近な問題と捉えるきっかけとなり、分別やリサイクルにより一層取り組む。と前向きなご意見をいただきました。

①「2019年度組合員・役職員研修会」 ②主催者挨拶:熊本県生協連 嶋田会長
①「2019年度組合員・役職員研修会」 ②主催者挨拶:熊本県生協連 嶋田会長
③来賓挨拶・県消費生活課 吉田課長 ④講演:日本生協連 小野講師
③来賓挨拶・県消費生活課 吉田課長 ④講演:日本生協連 小野講師
⑤講演:「生協におけるSDGsとエシカル消費」 ⑥閉会挨拶:熊本県生協連 淋理事
⑤講演:「生協におけるSDGsとエシカル消費」 ⑥閉会挨拶:熊本県生協連 淋理事
⑦質疑応答 ⑧メルパルク熊本3階・「中岳」
⑦質疑応答 ⑧メルパルク熊本3階・「中岳」

2月8日【熊本の消費者行政の明日を考えるシンポジウム アゲイン開催!】~熊本の消費者行政の10年を振り返り、再び熊本の消費者行政の明日を考える~

 2月8日(土)13時30分~16時50分、熊本城ホール3階中会議室において、標題のシンポジウムが開催されました。(参加者約70名)
 まず、熊本県弁護士会清水谷会長より開会挨拶が行われ、来賓挨拶として熊本県蒲島知事・熊本市長代理・熊本県議会池田議員より祝辞をいただきました。
 基調講演は、全国消費者行政ウォッチねっと事務局長で弁護士の拝師 徳彦氏をお招きし「地方消費者行政を充実させるために~いま私たちにできること~」というテーマで講演をいただきました。内容は、消費者庁の創設から消費者被害の現状、国による地方消費者行政への財政支援の変遷、地方消費者行政強化作戦を全国の具体例を挙げながらお話をいただきました。
 続いて、基調報告が熊本県環境生活部県民生活局長 無田 英明氏より「熊本県内の消費者行政の現状と課題」として熊本県の現状を、熊本消費者協会副会長 上間 哲氏より「消費生活相談の現場から」として現場(消費生活相談員)の状況を報告していただきました。
 休憩を挟んで、パネルディスカッション「熊本の消費者行政の明日を考える」が行われ、進行役に下山弁護士、パネリストに本日報告を行われた3名が、3つのテーマ(現状・予算・法執行)を設定して、パネリストと参加者から報告と意見が、予定時間をオーバーして熱く語られました。
 熊本県では、この10年間に1度も行政処分等が行われていないことをお聞きし、相談員・市町村・熊本県・警察等の連携の必要性を感じました。消費者施策に係る予算の削減が顕著になり、消費生活相談員の減少や高齢化は進み、これからの消費者行政の在り方が問われており、現場の相談員の苦労を知る良い機会となりました。
 最後に、適格消費者団体NPO法人消費者ネットくまもと理事の原弁護士より閉会の挨拶が行われ、終了となりました。

①熊本県弁護士会水谷会長の開会挨拶 ②熊本県蒲島知事の来賓挨拶
①熊本県弁護士会水谷会長の開会挨拶 ②熊本県蒲島知事の来賓挨拶
③熊本市長(代理)の来賓挨拶 ④熊本県議会池田議員の来賓挨拶
③熊本市長(代理)の来賓挨拶 ④熊本県議会池田議員の来賓挨拶
⑤拝師弁護士による基調講演 ⑥消費生活課無田局長による基調報告
⑤拝師弁護士による基調講演 ⑥消費生活課無田局長による基調報告
⑦消費生活センター上間副会長による基調報告 ⑧下川弁護士進行によるパネルディスカッション
⑦消費生活センター上間副会長による基調報告 ⑧下川弁護士進行によるパネルディスカッション

1月17日【2019くまもと消費者発表会開催!】~ともに築こう地域社会~

 1月17日(金)午前10時から「くまもと県民交流館パレア10階ホール」にて、消費者発表会が開催され、5団体からSDGsの取り組みについて発表がありました。熊本県生協連からは会員生協の「熊本県労働者共済生協」に発表していただきました。また、会場の後方には各団体からの展示物が掲示され、来場者の方々は熱心に見られていました。

〇発表団体のタイトルと名称
①「つながろう熊本、つなげよう熊本」 熊本県労働者共済生協 専務理事 猿渡 和大
②「地球温暖化に向けて」 熊本市地域婦人会連絡協議会 副会長 山川 季好子
③「子ども食堂への食材提供活動」 JA熊本市女性部 部長 瀬上 カチ子
④「キャッシュレス利用の実態」 NPО法人熊本消費者協会 副会長 上間 哲

⑤「小国町SDGs未来都市の取り組み」 小国町政策課 企画係長 森 恵美

①熊本県消団連田中代表の開会挨拶 ②熊本県労働者共済生協の発表
①熊本県消団連田中代表の開会挨拶 ②熊本県労働者共済生協の発表
③会場の様子 ④熊本消費者協会徳永会長の閉会挨拶
③会場の様子 ④熊本消費者協会徳永会長の閉会挨拶
展示物① 展示物②
展示物① 展示物②
展示物③ 展示物④
展示物③ 展示物④
展示物⑤ 展示物⑥
展示物⑤ 展示物⑥
展示物⑦ 展示物⑧
展示物⑦ 展示物⑧

 午後からは、熊本県金融広報委員会・熊本県消費者団体連絡協議会・熊本県主催の「消費生活講演会inくまもと」が開催され、講師に青森大学副学長、教授、エッセイストの見城 美枝子氏を招いて「もっと知りたい~変わりゆく時代を生きるヒント」をテーマに講演をいただきました。

 冒頭、SDGsに関して触れていただき、その後は消費者被害等について、自分の体験談を含めながら、これからどのように生きていけば良いかのヒントを与えていただきました。

〇キーワード

①知的健康

 ・情報を握るものは世界を握る。

 ・情報を得る。分析する。それを評価する。

 ・最後に自分のものにする

②幸せの3つ

 ・自分を好き、自己受容

 ・人を好き、人から好かれる、他者信頼

 ・社会が好き、社会的に生きている。

 高齢になっても、世の中に溢れる情報を自分のものとし、消費者被害に遭わないようにしましょう。また、幸せな老後を送るには、将来を悲観せずに先ずは自分を好きになること、信頼できる友人を持つこと、いつまでも社会と繋がって生きて行くこと、と締めくくっていただきました。

見城氏の講演① 見城氏の講演②
見城氏の講演① 見城氏の講演②
見城氏の講演③ 見城氏の講演④
見城氏の講演③ 見城氏の講演④


12月28日【熊本地震復興支援「いのちのうた」開演】~熊本の被災地・被災者に元気を届けよう~

 12月28日(土)16時~18時30分、熊本城ホールにて県連会員生協の「こくみん共済coop(熊本県労働者共済生活協同組合)」さんが、熊本地震の被災者1000人を優先的に招待した「いのちのうた」コンサートを開催されました。
 16時開演で15時開場でしたが、開場10分前には熊本城ホール2階エントランスには長蛇の列ができていました。そして開演10分前には、2300人収容のホールは満席となっていました。
 田川理事長が「熊本地震復興支援活動として、この間各種イベントに取り組んできたが、3年間の集大成としてこのコンサートを企画した。ぜひ楽しんでもらって元気になってほしい。」とあいさつをされました。
 出演者は、「三宅伸治with石塚英彦」「広末涼子」「清水ミチコ」と『はなちゃんのみそ汁』の原作者「安武信吾」「安武はな」さん。司会は、「村上美香」と「よかあんばいJapan」さんでした。
 ステージ上では、ダンスあり、トークあり、ミュージックありで、あっという間の2時間半でした。清水ミチコさんは、ものまねで笑いを届け、三宅伸治with石塚英彦さんは、ロックンロールでパワーを届けられました。コンサートは熊本城ホールの音響の良さもあり、迫力満点でした。


※残念ながら、撮影禁止のため、写真は開始前のホールの風景だけとなります。

熊本城ホール開演前の風景
熊本城ホール開演前の風景

12月13日「2019くまもと協同組合コンベンション」が開催されました

 12月13日(金)、熊本県協同組合間提携推進会議主催の「2019くまもと協同組合コンベンション」が、合志市のJA教育センターで開催されました。
 開催目的は、協同組合の理念・事業・活動について情報共有や相互理解の促進、将来的な協同組合間の事業連携へつなげる狙いです。参加者は、提携推進会議構成団体や傘下の協同組合から約100人が参加されました。
 開会あいさつでは、JA熊本中央会の宮本隆幸代表理事会長が「協同組合の存在意義や価値、すばらしさを再認識し、協同組合間の事業連携にもつなげて欲しい。」とあいさつをされました。
 午前中は、構成団体11団体から、それぞれ各組織の概要、事業の紹介、SDGsの取り組みなどを1団体10分程度にまとめ発表を行いました。
 熊本県生活協同組合連合会からは、会員生協のグリーンコープ生協くまもと高濱理事長が自生協のSDGsの取り組みについて発表されました。
 午後からは、日本協同組合連携機構(JCA)の前田健喜協同組合連携部長が「SDGsと協同組合、協同組合間協同について」と題し講演されました。前田部長は「協同組合の皆が、SDGsが描くような協同を基調とする良い世の中に向かって、少しずつ進んでいくことが大事だ。」と述べられました。
 今回のコンベンションは、協同組合の役割や重要性を学びながら、他協同組合の講演や発表に耳を傾け、交流を深めることができました。また、参加者は講義やグループワークなどを通し、協同と相互扶助の精神を学びました。


※協同組合間提携推進会議構成団体の紹介
①熊本県生活協同組合連合会
②熊本県森林組合連合会
③熊本県漁業協同組合連合会
④熊本県経済農業協同組合連合会
⑤全国共済農業協同組合連合会熊本県本部
⑥熊本県厚生農業協同組合連合会
⑦農林中央金庫熊本支店
⑧熊本県酪農業協同組合連合会
⑨熊本県果実農業協同組合連合会
⑩熊本県畜産農業協同組合連合会
⑪熊本県農業協同組合中央会

①グリーンコープ生協くまもと高濱理事長の発表1 ②高濱理事長の発表2
①グリーンコープ生協くまもと高濱理事長の発表1 ②高濱理事長の発表2
③JCA前田部長の講演 ④JA教育センター会場の様子
③JCA前田部長の講演 ④JA教育センター会場の様子

11月9日・10日【2019くまもと農業フェアが盛大に開催!】~県生協連も一緒にフェアを盛り上げました~

 11月9日(土)と10日(日)の2日間、県農業公園「カントリーパーク」で毎年恒例の「農業フェア」が開催されました。主催事務局はJA熊本中央会で、熊本県生協連は協同組合間提携推進会議(※11団体)メンバーの一員として参加し、「ヒオウギ貝」と「おにぎり」をテント2張りにて販売しました。来場者は2日間で約2万人、参加団体は農協・漁協・経済連・果実連・婦人会等々で85団体でした。
 オープニングは主催者挨拶に続き、熊本県生協連の嶋田会長が来賓挨拶を行ないました。次に「くまモン」が登場し餅投げに参加すると会場は熱気に包まれました。
 ステージイベントは、ドラえもんショー・ダンスショー・バルーンアート・ビンゴ大会等が企画され、会場内の各テントでは各団体からの熊本県産の農畜産物が販売されていました。
 熊本県農畜産物を県民へ広くPRし、食の安全安心を基本とした地産地消費の推進や「消費拡大」目的としたこのフェアは、生産者と消費者が出会い、直接交流できる場になりました。
 推進会議メンバーで販売した「ヒオウギ貝」は、天草苓北町から産地直送で朝届いたものを炭火で焼いて提供しましたが、「毎年楽しみにして食べに来ています」「プリップリでとっても美味しかったです」と好評を得ました。来年も自信をもって出店しますので、ご来場をお待ちいたします。

 

【※11団体の紹介】
・熊本県生活協同組合連合会 ・熊本県森林組合連合会 ・熊本県漁業協同組合連合会 ・農林中央金庫熊本支店 

・熊本県経済農業協同組合連合会 ・全国共済農業協同組合連合会熊本県本部 ・熊本県厚生農業協同組合連合会 

・熊本県酪農業協同組合連合会 ・熊本県果実農業協同組合連合会 ・熊本県畜産農業協同組合連合会 

・熊本県農業協同組合中央会

①嶋田会長の来賓挨拶 ②くまモンが餅投げに登場
①嶋田会長の来賓挨拶 ②くまモンが餅投げに登場
③鏡割りの後の餅投げ ④テレビカメラも取材に
③鏡割りの後の餅投げ ④テレビカメラも取材に
⑤プリップリの苓北直送「ヒオウギ貝」 ⑥熊本県協同組合間提携推進会議のブース
⑤プリップリの苓北直送「ヒオウギ貝」 ⑥熊本県協同組合間提携推進会議のブース
⑦炭火焼は火加減が難しい ⑧ステージ企画・ドラえもんショー
⑦炭火焼は火加減が難しい ⑧ステージ企画・ドラえもんショー
⑨ステージ企画・ダンスショー ⑩ステージ企画・バルーンアート
⑨ステージ企画・ダンスショー ⑩ステージ企画・バルーンアート
⑪くまモンふわふわが見守る会場 ⑫広すぎて会場全体が写らない
⑪くまモンふわふわが見守る会場 ⑫広すぎて会場全体が写らない
⑬農業フェア1日目のメンバー ⑭農業フェア2日目のメンバー
⑬農業フェア1日目のメンバー ⑭農業フェア2日目のメンバー

10月14日・15日【熊本県生協連役員研修会報告】~愛媛県生協連様を訪問しました!~

 10月14日(月)・15日(火)の一泊二日、熊本県生協連の役員10名で、貸切バスとフェリーを利用し、途中松山城に寄り、9時間かけて松山市の愛媛県生協連様を訪問しました。
 朝8時に熊本を出発し、午後5時に愛媛県生協連連があるコープえひめの本部に到着しました。そこには愛媛県連本胴専務が駐車場に出迎えておられ、会議室まで案内していただきました。
 到着後、本銅専務の進行により、当県連嶋田会長の挨拶に続き、愛媛県連松本会長に歓迎の挨拶をいただき、コープえひめ運営企画部長の中辻様より「西日本豪雨災害の取り組みと南海トラフ地震への対応」、店舗事業部次長の白井様より「コープえひめ余戸店の概要」について、報告説明を受けました。
 研修会終了後は、懇親会に松本会長、本銅専務、美濃理事長にも同席いただき、愛媛の郷土料理をいただきながら、相互に懇親を深める事が出来ました。また、宿泊先の「日本書記」にも登場する我が国最古といわれる道後温泉で、長旅の疲れを癒すことができました。
 翌日は、前日の研修で概要説明を受けていた5年連続増収増益の「コープえひめ余戸店」を視察し、売場のレイアウトや陳列の方法を実際に見ることができ、大変参考になりました。
 10時に帰路につき、19時5分無事に熊本に帰りつきました。愛媛県生協連及びコープえひめの皆様方に大変お世話になり、ありがとうございました。

①研修会・嶋田会長挨拶 ②歓迎の挨拶・松本会長
①研修会・嶋田会長挨拶 ②歓迎の挨拶・松本会長
③愛媛県生協連・松本会長と本銅専務 ④コープえひめ余戸店
③愛媛県生協連・松本会長と本銅専務 ④コープえひめ余戸店
⑤コープえひめ余戸店にて ⑥松山城を視察
⑤コープえひめ余戸店にて ⑥松山城を視察

10月3日【生協くまもとが組合員交流&試食会を開催】~しゃべんなっせ!たべなっせ!グランメッセで!~

 2019年10月3日10時30分から、グランメッセ熊本2階のコンベンションホールで「組合員交流&試食会」を開催されました。生産者・メーカー(14社)に参加していただき、総勢72名にて、組合員と生産者の交流を図られました。

 交流会は、生協くまもと迫副理事長より「生産者、メーカーと直接話ができるのも生協ならではのこと。交流を深めて下さい」との挨拶があり、事前学習としてSDGsとエシカル消費対応商品についてのDVDを視聴しました。

 次に、髙谷理事より「一人一人の取り組みが重なるとSDGs達成に向けての大きな力になる」「持続可能な開発目標の達成に向けて、自分の生活の中で立ち止まって考えてみることが大切になる」などのお話がありました。

 その後、3つのグループに分かれた参加者達は、各メーカー(金子産業㈱、ナリス化粧品、コープクリーン)から約15分程度説明を受けたり質問をしたりして、商品やエシカル消費について学んでいました。

 説明のあとは、産直生産者との交流と試食の時間でした。生産者自慢の野菜や果物、お肉、卵など使った試食品がずらりと並ぶ中、参加者達は思い思いに生産者の方に話しかけ、日頃聞けない疑問などを直接質問していました。

 組合員からは「熊本産レモンがあることを初めて知った」「生産者の方の顔が見えて安心した。貴重な良い機会となった」「こだわりを持って生産されていることがわかった」などの声がありました。

 最後に中野理事が「生協は生い立ちのはっきりした商品を届けている。これからも様々な声を受け止め、商品を通じて社会貢献をしたい。産地と組合員を繋げる取り組みを行いたい」との挨拶を行い、閉会となりました。

①生産者と組合員の集合写真 ②迫副理事長の挨拶
①生産者と組合員の集合写真 ②迫副理事長の挨拶
③3グループに分かれて学習 ④展示物
③3グループに分かれて学習 ④展示物
⑤展示物 ⑥展示物
⑤展示物 ⑥展示物
⑦展示物 ⑧展示物
⑦展示物 ⑧展示物
⑨試食会 ⑩中野理事閉会の挨拶
⑨試食会 ⑩中野理事閉会の挨拶

9月23日 小池島田仮設住宅で炊き出しが行なわれました!

 9月23日(月)、福岡県の生協エフコープさん6名、北九州市消団連さん7名、東峰村から2名の合計15名で、小池島田仮設の「みんなの家」において、炊き出しを実施されました。
 生協くまもとからは、総勢8名でお手伝いを行い、食数は102食となりました。テレビ局も来られており、最初から最後まで熱心に取材をされていました。
 今回の炊き出しメニューは「瓦そばとコープのふかひれスープ」に東峰村の棚田のお米で炊いたご飯とお土産のお菓子「う飼饅頭」のセットでした。
 炊き出し終了後は、南阿蘇方面へ被災地の視察に行かれ、夕方に福岡へお帰りになられました。

①小池島田仮設「みんなの家」 ②本日の炊き出しメニュー
①小池島田仮設「みんなの家」 ②本日の炊き出しメニュー
③全体の風景 ④瓦そばを中華鍋で
③全体の風景 ④瓦そばを中華鍋で
⑤コープのふかひれスープに卵を ⑥東峰村の棚田のお米をガスで
⑤コープのふかひれスープに卵を ⑥東峰村の棚田のお米をガスで
⑦海苔と炒り卵と小ねぎをトッピング ⑧いざ、実食!
⑦海苔と炒り卵と小ねぎをトッピング ⑧いざ、実食!

9月20日・21日 神奈川県生協連様が熊本の被災地を視察!

 9月20日・21日、神奈川県生協連様が総勢17名で熊本を訪問され、熊本空港からは全行程貸切バスで被災地等を視察されました。
 1日目は、午後から生協くまもとの東支所会議室で「熊本地震への生協の対応と生協くまもとの事業状況」「安心して暮らせる地域の基地づくり」を生協くまもとの嶋田理事長より報告、迫副理事長より被災地支援活動について補足説明、最後に「熊本地震への熊大生協の対応」を熊大生協の竹山専務より報告が行なわれました。
 夜の懇親会では、研修の感想を3名の方から「震災の話しを聞いて、良かった事を帰ってから皆にお話ししたい。」「熊大生協では学生に寄添った活動を行なったとの事。同じような事ができるかどうか分からないが勉強になった。話を持ち帰り学生に伝え共有したい。」「災害時には、万人は一人の為に、一人は万人のために、皆さんからいただいた言葉を忘れずに、社協や行政にも伝えます。」と発表いただきました。
 2日目は、朝からコープ春日を訪問され、前日に「安心して暮らせる地域の基地づくり」の報告で出てきた「マンホールトイレ」「かまどベンチ」「防災井戸」を、実際に自分の目で確認されました。店内ではお買い物もされて、売上にご協力いただきました。その後、熊本城を見学され、午後からは南阿蘇へ向かわれ、仮設住宅や崩落した阿蘇大橋を視察され、台風17号が接近してくる熊本空港から無事に帰られました。

①生協くまもとでの座学 ②生協くまもとでの座学
①生協くまもとでの座学 ②生協くまもとでの座学
③コープ春日での集合写真 ④マンホールトイレ等の見学
③コープ春日での集合写真 ④マンホールトイレ等の見学
⑤コープ春日店内の視察 ⑥熊本城視察
⑤コープ春日店内の視察 ⑥熊本城視察
⑦熊本城視察 ⑧崩落した阿蘇大橋で集合写真
⑦熊本城視察 ⑧崩落した阿蘇大橋で集合写真

8月24日・25日【映画上映会を開催しました!】~熊本に映画で笑顔をお届け~

 8月24日(土)・25日(日)、御船町役場 第二分庁舎で、日本生協連笑顔とどけ隊、熊本県生協連、生協くまもとの主催で映画上映会を開催しました。雨が降ったり止んだりの天気でしたが、2日間の来場は260名となりました!

 会場周辺では、外にテントを張って、NPO団体と一緒にコープのお好み焼き粉やウインナーを使ったオリジナル「おやき」、懐かしい「ポン菓子」、「かき氷」、「飲料」等を振る舞いました。

 また、ゲームコーナーでは、「輪投げ」「皿回し」「魚釣り」「バターゴルフ」等を準備して子ども達を迎えました。映画を観ない子も、様々なゲームで親御さんと一緒に遊びに夢中になっていました。

  上映した映画は、子ども向けに大人気の「怪盗グルーのミニオン大脱走。大人向けには杏さん初主演の「オケ老人」で、笑いあり、涙ありで、大人も子どもも、楽しい時間を過ごしていただいたと思います。

  今年は、後援として、御船町、御船町教育委員会、御船町社会福祉協議会、特定非営利活動法人バルビーさんにもご参加頂きました。 また、上映にあたっては熊本映画センターの方にご協力を頂き開催することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。

 沢山の写真でご紹介いたします。

①全員で集合写真 ②開催前のミーティング
①全員で集合写真 ②開催前のミーティング
③会場では「コーすけ」がお出迎え ④上映前のご挨拶
③会場では「コーすけ」がお出迎え ④上映前のご挨拶
⑤組合員によるオリジナル「おやき」 ⑥子どもに人気のカキ氷
⑤組合員によるオリジナル「おやき」 ⑥子どもに人気のカキ氷
⑦昭和を思い出す「ポン菓子」 ⑧「おやき」を焼き上げる組合員
⑦昭和を思い出す「ポン菓子」 ⑧「おやき」を焼き上げる組合員
⑨「カキ氷」を振る舞うNPО団体 ⑩ゲームコーナーは親子連れで大賑わい
⑨「カキ氷」を振る舞うNPО団体 ⑩ゲームコーナーは親子連れで大賑わい
⑪お手玉で遊ぶ子ども、お皿に入るかな? ⑫ピンポン玉で遊ぶ子ども、ネットに入るかな?
⑪お手玉で遊ぶ子ども、お皿に入るかな? ⑫ピンポン玉で遊ぶ子ども、ネットに入るかな?

8月7日・8日 ピースアクション in ナガサキに参加 ~戦争も核兵器もない平和な未来を~

 8月7日・8日、長崎市民会館で開催された「虹のひろば」に、生協くまもととグリーンコープ生協くまもとの2生協で参加してきました。参加人数は合計22名(内、子ども2名)でした。前日に台風8号が襲来して、参加できるか心配しましたが、当日は晴天に恵まれました。

 1日目は、佐世保の九十九島パールシーリゾートに寄って、長崎市のワシントンホテルに宿泊しました。貸切バスの中では、平和の絵本の読み聞かせ、原爆に関するクイズ等で平和の事前学習を行ないました。

 2日目は、まず原爆資料館を見学し、爆心地では参加した子ども達によって、多くの組合員さんによって折られた『千羽鶴』2束を奉納し平和を祈りました。その後、平和公園を散策して、長崎市民会館の「虹のひろば」に参加しました。

 今年の虹のひろばは、全国から50生協700名の参加により開催され、長崎大学チアリーディング部「BERRIES」のオープニングで始まり、原爆で犠牲になられた方々に黙とうを捧げました。

 その後、長崎市田上市長、日本生協連本田会長の挨拶が行なわれ、長崎大学核兵器廃絶研究センター准教授により、核兵器の現状と今後についての報告、長崎商業高校美術部による被爆者の証言を紙芝居にして同校放送部による朗読、「子ども平和会議」で採択されたアピール文の読み上げなどが行われ、最後に被爆者歌う会「ひまわり」のみなさまによる合唱でフィナーレを迎えました。

 今回の参加者から、「写真を見て胸が締め付けられ涙が出てきた」「平和を考えるいい機会になった」「原爆や戦争の凄惨さを伝えていく事が大事」などの感想があり、参加した誰もが戦争も核兵器もない平和な未来を願った事と思います。

 ナガサキ・ヒバクシャの想いを継承し、日本・世界に広げましょう!

①爆心地の碑の前で集合写真 ②子ども達による折鶴の奉納
①爆心地の碑の前で集合写真 ②子ども達による折鶴の奉納
③原爆資料館見学 ④原爆資料館写真集
③原爆資料館見学 ④原爆資料館写真集
⑤虹のひろば開会 ⑥参加者全員での黙祷
⑤虹のひろば開会 ⑥参加者全員での黙祷
⑦オープニングは長崎大学チアリーディング部 ⑧来賓挨拶は田上長崎市長
⑦オープニングは長崎大学チアリーディング部 ⑧来賓挨拶は田上長崎市長
⑨主催者挨拶は日本生協連本田会長 ⑩長崎大学核兵器廃絶センターの中村准教授
⑨主催者挨拶は日本生協連本田会長 ⑩長崎大学核兵器廃絶センターの中村准教授
⑪長崎商業高校の紙芝居 ⑫長崎原爆被災者協議会の田中会長
⑪長崎商業高校の紙芝居 ⑫長崎原爆被災者協議会の田中会長
⑬2019子ども平和会議「アピール文読み上げ」 ⑭被爆者歌う会「ひまわり」
⑬2019子ども平和会議「アピール文読み上げ」 ⑭被爆者歌う会「ひまわり」

6月24日 熊本県生協連の通常総会が開催されました

 6月24日(月)に、熊本県生協連の2019年通常総会が開催されました。
 当日は、熊本県環境生活部県民生活局消費生活課の吉田桂司課長、吉永圭一課長補佐、岩谷博文課長補佐、中村宏主事に臨席いただきました。
 また、日本生協連九州地連の鈴木浩文事務局長にも臨席いただきました。
 吉永会長はあいさつの中で、「2018年度は全国で地震、豪雨、台風などの自然災害に見舞われ、全国の生協関係者の支援に合わせて熊本の生協も様々な支援を行ないました。熊本地震被災者も仮住まいの方々がまだ1万1千人以上(6月20日現在)おられる中支援活動が続けられました。今総会では、特別アピールSDGs行動宣言の採択を予定しております。みなさまの賛同をお願いいたします。」と述べました。
 吉田課長からは、「県連と加盟生協のみなさまが熊本地震被災者支援活動をすすめられていることに感謝を申し上げます。また、熊本県消費者被害見守りネットワークに参加いただいていることにも感謝します。今後も消費者行政へのご協力をよろしくお願いしたい。」などとあいさつされました。
 鈴木事務局長からは、「日本の生協の組合員は2018年度末で2,929万人で2019年度中に3000万人に達する。事業高も3兆5,324億円で前年比100.7%でありました。日本生協連では昨年の総会で特別アピール『コープSDGs行動宣言』を採択し、全国各地の生協は研修会や日常活動とSDGsの関係性を確認するなどの活動を行なっています。熊本でも活発な活動が計画され期待しています。」とあいさつされました。
 議案の審議では、大谷専務理事が1号議案から5号議案までまとめて提案し、福永監事の監査報告のあと、一括して審議されました。
 出席した代議員のうち2人からの質問があり、大谷専務が回答をおこないました。
 採決では、書面議決を含めて全議案が全会一致で可決承認されました。
 今回の総会では役員の任期満了に伴う役員改選が行なわれ、理事11名、監事2名が選任されました。
 吉永会長と大谷専務は今総会をもって退任されました。
 総会後の第1回理事会では、生協くまもとの嶋田誠常務理事が代表理事会長に、グリーンコープ生協くまもとの南栄作常務理事が副会長に、員外の木下孝彰氏が専務に選出されました。
 総会後の懇親会には、熊本県環境生活部県民生活局の無田英昭局長も出席され、あいさつをいただきました。

 2019年度の熊本県生協連の活動テーマは、「引き続き熊本地震からの復興支援と暮らしやすい地域社会作りに貢献する。すべての活動がSDGsの達成につながるように。」です。

①吉永会長のあいさつ
①吉永会長のあいさつ
②消費生活課吉田課長のあいさつ
②消費生活課吉田課長のあいさつ
③日生協九州地連鈴木事務局長のあいさつ
③日生協九州地連鈴木事務局長のあいさつ
④大谷専務の議案提案
④大谷専務の議案提案
⑤髙谷理事総会アピールの提案 ⑥南副会長の閉会あいさつ
⑤髙谷理事総会アピールの提案⑥南副会長の閉会あいさつ

2月25日 2018年度 組合員・役員研修会を開催しました

 2月25日(月)2018年度組合員・役職員研修会を開催しました。
 2月としては温かい中、生協の組合員・役職員、協同組合間提携推進会議のメンバー、熊本県消団連など93名の方々に参加いただきました。
 来賓として、熊本県消費生活課主任主事の満田まゆみ様、日本生協連九州地連事務局長の鈴木浩文様に出席いただきました。
 研修会冒頭で、吉永章県連会長から主催者を代表してのあいさつ、鈴木事務局長から来賓を代表してのあいさつをいただきました。
 今回の研修会は、日本生協連サステナビリティ推進部の新良貴泰夫氏に「SDGsと生活協同組合」というテーマで約1時間10分講演いただきました。
 講演内容は、①SDGsが国連で採択された背景を、地球規模の環境・社会・経済の諸問題から解説され、②SDGsの内容については、国連における経済問題・人権や平和などの社会問題、環境問題に関する会議や条約を集大成したもので、現状から出発するのではなく、30年後のあるべき姿から、今何をなすべきかの課題整理を行なったもの(バックキャスティング)と解説されました。③今行政や各企業でもSDGsに関連した活動事例が紹介され、中でも生協の現在の事業と活動はSDGs17の目標すべてに関連付けができること、これからの生協の課題と私たちにできることなどが提起されました。
 今回の研修会では参加者の中から72通のアンケートが回収され、研修会内容への参加者の共感と問題意識の高さがうかがえました。
 アンケートでは、「SDGsについて、初めて体系的に聞けてよかった。」「分かりやすかった。」「SDGsというとても大きな課題を、身近な普段の暮らしと関連付けることで、毎日の行動や活動のイメージがわく。」「生協の活動がSDGsに関係しており、生協に関わってよかった。」などなど、今回の講演について評価が高く、SDGSsの目標実現に向けて意欲ある意見が数多く見受けられました。
 昨年は「協同組合の価値と地域社会から期待されること」というテーマで研修会を開催し、社会的な課題と生協の事業と活動の関係を連続して学んできました。
 この間の研修会への参加者の数とアンケートの回収枚数の多さは、組合員と役職員の社会的な課題への関心の高まりが感じられるものとなっております。

①吉永会長あいさつ
①吉永会長あいさつ
②鈴木九州地連事務局長あいさつ
②鈴木九州地連事務局長あいさつ
③新良貴氏の講演
③新良貴氏の講演
④SDGsと生協 ⑤93名の出席
④SDGsと生協 ⑤93名の出席

2月12日 協同組合間提携推進会議の視察研修に参加しました

 2月12日(火)に、協同組合間提携推進会議の視察研修として、水俣市の生協くまもと本店と芦北町にあるJAあしきたの道の駅「芦北でこぽん」を訪問しました。
 参加者は農協・漁協・森林組合・農林中金・生協などの協同組合間提携推進会議のメンバー13名でした。
 生協くまもとの本店では、生協くまもとの水口専務理事があいさつされて、岩崎店舗事業支援部部長が生協くまもとの概要、生協くまもと店舗事業のこと、及び本店・ホームセンターについて紹介いただきました。
 参加者からは、「移動店舗、買い物サポートカーの利用状況や採算性」「教職員事業部とあるが学校給食や学童保育などへの商品提供があるのか」などの質問が出されました。
 「芦北でこぽん」では、芦北牛の焼肉昼食を食べた後、「芦北でこぽん」の説明を受けました。
 「芦北でこぽん」は出荷者が340名と出荷企業(商工連携グループ)が30社、年商約10億円。
 参加者からは、年間のイベント計画、出荷者の取り分、商品の陳列期限などについて質問が出されました。
 説明のあと、芦北でこぽんで買い物と見学をしました。
 今回も有意義な視察研修ができました。
ご協力いただいた生協くまもととJAあしきたの皆さまに感謝を申し上げます。

①生協くまもと水口専務理事あいさつ
①生協くまもと水口専務理事あいさつ
②生協くまもと店舗見学
②生協くまもと店舗見学
③芦北でこぽんでの集合写真
③芦北でこぽんでの集合写真

2月5日 愛知県生協連の皆様が来訪されました

 2月5日、愛知県生協連のみなさま14名が熊本地震に対する対応と生協くまもとコープ春日の取り組みを視察研修するために来訪されました。
 みなさまは、2月4日はコープおおいたの活動を研修され、5日には阿蘇草千里を見学され、午後生協くまもとのコープ春日を訪問されました。
 コープ春日では、吉永熊本県生協連会長より「熊本地震に生協はどのように対応したか」と「春日プラン=安心して暮らせる地域の基地づくり計画」についての話を聞き、コープ春日に設置された「防災井戸」「かまどベンチ」「マンホールトイレ」を見学されました。
 愛知県生協連の参加者からは、熊本地震当日午後に無料で水とパンを配ったときに混乱はなかったのか、などの質問が出されました。
 夜は、ライトアップされた熊本城が見える会場で懇親会を行ない、和やかに懇談しました。
 愛知県生協連のみなさまは、翌日は水前寺公園と熊本城を見学されました。

①熊本地震にどう対応したか
①熊本地震にどう対応したか
②マンホールトイレ
②マンホールトイレ
③防災井戸
③防災井戸

12月18日 「厚生労働大臣表彰 感謝と祝賀のつどい」を開催しました

 12月18日に熊本県生協連と吉永章会長が厚生労働大臣より生協法制定70周年記念の表彰を受けたことに対して、感謝と祝賀のつどいを開催しました。
 2016年5月に当熊本県生協連が消費者支援功労者として内閣総理大臣より表彰を受けて、多くの方々よりお祝いの言葉などをいただきましたが、当時は熊本地震の直後ということもあり、感謝の気持ちを十分にはお伝えできませんでした。
 今回は、当県連と吉永会長のダブル受賞と言うこともあり、年末のあわただしい時期ではありますが感謝と祝賀のつどいを開催させていただいたものです。
 つどいでは、大谷専務より受賞の報告と来賓の紹介を行なったあと、吉永会長が「今回の受賞は熊本県のおかげであり、友誼団体のひごろのご指導とご支援の賜物」と感謝のあいさつを行いました。
 来賓からは、熊本県環境生活部の田中義人部長、JA熊本中央会の宮本隆幸会長、日本生協連九州地連の鈴木浩文事務局長から挨拶をいただき、適格消費者団体NPO法人消費者支援ネットくまもとの青山定聖理事長の乾杯の音頭で乾杯を行い、和やかに歓談しました。
 当日は上記の来賓に加えて、熊本県消費者団体連絡協議会の田中三恵子代表、熊本県消費生活課の西川哲治課長、同じく消費生活課の岩谷博文主幹、JA熊本中央会地域くらし広報部の本田浩部長にも出席いただきました。
 つどいの最後に熊本県生協連の南栄作副会長が「本日出席いただいた皆さまとともに熊本県生協連は、引き続き社会貢献の活動を進めてまいりたい」とあいさつしてつどいをお開きとしました。
 今回の「感謝と祝賀のつどい」は、熊本県、消費者団体、協同組合の皆さまとの連帯を深める場にもなり、今後ともお互いに協力し合って、暮らしやすい地域社会づくり活動をすすめる思いを共有したものとなりました。

 

12月18日 第24回生協行政合同会議を開催しました。

 「厚生労働大臣表彰 感謝と祝賀のつどい」に先立ち、第24回生協行政合同会議を開催しました。
会議では、熊本県生協連の4月~11月の活動と、各会員生協の10月度までの経営状況及び活動の報告を行い、熊本県消費生活課からは「地域における高齢者等の見守り応援プロジェクトについて」の報告がありました。
熊本県の報告は、2019年1月または2月に発足する「熊本県消費者安全確保地域協議会」(熊本県生協連も正式の式構成団体として参加することを決定)の組織、進め方などについてのものでした。
会議には、熊本県消費生活課の西川哲治課長、同じく岩谷博文主幹、熊本県生協連から吉永章会長をはじめ理事・監事全員の12名が出席しました。

①吉永会長あいさつ
①吉永会長あいさつ
②熊本県田中部長あいさつ
②熊本県田中部長あいさつ
③JA熊本中央会宮本会長あいさつ
③JA熊本中央会宮本会長あいさつ
④九州地連鈴木事務局長あいさつ
④九州地連鈴木事務局長あいさつ
⑤消費者支援ネットくまもと青山理事長 ⑥大谷専務報告
⑤消費者支援ネットくまもと青山理事長⑥大谷専務報告
⑦南副会長閉会あいさつ
⑦南副会長閉会あいさつ

11月28日 「2018くまもと消費者発表大会」が開催されました

 毎年秋に開催されている「消費者発表大会」が今年は11月28日(水)に熊本市のパレアホールで開催されました。

 今年は「ともに築こう安全な地域社会~誰一人取り残さない~」をテーマに開催されました。

 発表は、熊本県生協連、熊本県地婦連宇土市婦連、JA熊本県女性組織協議会JA菊池助け合いの会、熊本消費者協会、熊大客員教授の5者から発表されました。

 午後には、元東京地検特捜部の検事で現公益財団法人さわやか福祉財団会長の堀田力氏による「高齢社会を支えるネットワーク~能力と財産を生かして幸せに暮らせる社会~」というテーマでの講演がありました。

 熊本県生協連からは、県連理事で生協くまもとの常任理事の髙谷陽子さんが「安心して暮らせる地域の基地コープ春日」というテーマで発表しました。

①県消費生活課西川課長の挨拶
①県消費生活課西川課長の挨拶
②主催者代表の挨拶(日銀熊本支店長)
②主催者代表の挨拶(日銀熊本支店長)
③髙谷理事の発表 ④堀田力氏の講演
③髙谷理事の発表④堀田力氏の講演

11月1日~2日 2018年度役員研修会を開催しました

 11月1日(木)~2日(金)にかけて、2018年度熊本県生協連役員研修会を開催しました。
 今回は、広島県での視察研修を行いました。
 広島県は、7月の西日本豪雨で甚大な被害を受け、生協ひろしまを中心とする広島の生協は自らも被害を受けながら、事業の継続と被災者への支援活動に取り組まれました。
 11月1日の初日には、生協ひろしまを訪問し、横山専務理事と高浦常勤理事から生協ひろしまの支援活動と安心してくらせる社会作り活動の事例についてお聞きしました。
 その日の夜の懇親会には生協ひろしまより横山弘成専務理事をはじめ4名の方に出席いただき、懇親を深めました。
 11月2日の研修二日目は、午前中に厳島神社の参拝を行い、午後には生協ひろしまの「碑めぐりガイド」の新谷様の案内で、広島平和記念公園の諸施設を見学しました。
 熊本県生協連では、毎年長崎のピースアクションに参加し、長崎の原爆関係の見学は行なっていますが、広島は始めての人もいて、原爆被害の認識を深めました。
 昨年は福岡の豪雨被災地の見学と、コープおおいたのくらし応援事業を学びましたが、今年も「生協の地域社会への貢献活動事例」を学ぶ事、及び広島の原爆の諸記念碑見学を中心に実施しました。
 今後の県連と各会員生協の方針づくりや活動に、今回の研修を活かしていきたいと思います。

①生協ひろしま横山専務のお話
①生協ひろしま横山専務のお話
②熊本県生協連からお見舞金贈呈
②熊本県生協連からお見舞金贈呈
③生協ひろしま研修集合写真 ④厳島神社お参り
③生協ひろしま研修集合写真④厳島神社お参り
⑤原爆慰霊碑 ⑥原爆の子の像
⑤原爆慰霊碑⑥原爆の子の像
⑦原爆ドーム
⑦原爆ドーム

10月30日 熊本県生協連が厚生労働大臣から表彰されました

 このたび、熊本県生協連が厚生労働大臣より生協法制定70周年記念の表彰を受けました。
 これは、厚生労働省が消費生活協同組合法制定70周年を記念し、法の理念に則り健全 な事業運営を行い、他の模範と認められる消費生活協同組合及び消費生活協同組合連合会並びに組合役員に対し、厚生労働大臣表彰を行い、その功績をたたえ労苦に報いるとともに、併せて組合の健全な発展に寄与することを目的とするものです。
 熊本県生協連の主な功績としては、10年以上継続して適正かつ円滑に事業を行なって おり、他の模範となっていること。

 定期的に理事会を開催し民主的な運営が確保され、組合員と役職員に対する教育活動も盛んに取り組まれていること。

 熊本地震に際しては全国の生協からの支援受け入れの窓口となり、被災地支援活動を行い、県との協定にもとづく災害物資の提供も被災市町村に対して行なったこと。

 地震後も復興支援活動や地域社会の発展に資する活動などをすすめ、会員組合に対する指導、連絡及び調整を通じて会員組合の発展、向上に功績があること。

 また、昨年の北部九州豪雨被害、今年の西日本豪雨被害など各地の自然災害に対しても積極的に支援活動を行なっていること。などなどです。
 今回の表彰は、熊本県生協連の活動に関わってこられた先輩の皆様への表彰でもあり、皆様に敬意を表すると同時に、皆様を誇りに思うものであります。
 あわせて今回の表彰は、熊本地震の復興支援活動や安心してくらせる地域社会作りの活動に取り組んでいる熊本県の生協関係者の励みになるものであり、今後の熊本の生協の社会貢献活動に期待するものでもあると思っております。
 今後ともみな様と協力して、社会への貢献活動に取組んでまいりたいと思います。
 尚、表彰式は10月30日に厚生労働省で行なわれ吉永会長と大谷専務が出席しました。
 また、今回の表彰では生協くまもとの吉永章理事長が個人表彰を受賞されましたので、あわせて紹介しお祝いを申し上げたいと思います。

①厚生労働大臣表彰式会場
①厚生労働大臣表彰式会場
②生協しまね安井理事長と
②生協しまね安井理事長と
③厚生労働大臣表彰者の集合写真
③厚生労働大臣表彰者の集合写真
④日生協主催祝賀会
④日生協主催祝賀会

6月6日 熊本県生協連 2018年通常総会議案書の訂正について

 いつも当生協連の運営にご協力いただき誠にありがとうございます。

 来る6月18日開催の「2018年熊本県生協連通常総会」の議案書は代議員の皆様にはすでに送付しておりますが、その中に間違いがございましたので、お詫びして訂正をさせていただきます。

  議案書25ページの【3】2017年度剰余金処分案の注記「2.次期繰越し剰余金には、消費生活協同組合法第51条の4第4項に規程する教育事業等準備金10万円を含んでおります。」は間違いで、削除をお願いします。

 熊本県生協連は2017年度は赤字でしたので、「教育事業等繰越金」はございません。

 申しわけございません。

 

 


3月6日・7日 山口県生協連の皆様が来訪されました

 3月6日と7日の二日間、山口県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました。
 3月6日は、熊本駅に到着後そのまま熊本城に行き、ボランティアガイドさんの説明付きで、熊本地震で傷ついた城を見学しました。
 その後、益城町の生協くまもと熊本東支所の会議室で、吉永県連会長から「熊本地震被災に生協が対応したこと」、被災地の支援活動を行なっている組合員からの説明、及び大谷県連専務から「熊本地震を体験して」の報告を行いました。
 組合員からは、全国の生協から名産のお菓子をいただき、コープやまぐちからはひざ掛けをいただいて、サロン活動に役立っているなど具体的な話がされました。
 山口県生協連の参加者からは、仮設団地のサロン活動の最初は苦労されたでしょう?などの問いかけがなされました。
 3月7日の二日目は、益城町のテクノ仮設を車窓から視察し、西原村の大切畑地区で、被災の痕と大切畑大橋の復旧工事現場で、大谷専務から大切畑集落と大切畑大橋の復興について、説明を受けました。
 俵山ルートで南阿蘇村に入り、阿蘇望の郷、白川水源を見学し、最後に崩落した阿蘇大橋を視察しました。
 帰りは、長陽大橋を通り、地震で崩落した川の両岸を眺めながら熊本駅に向かいました。

 山口の皆様からは、「熊本地震への生協の対応の教訓は、山口での防災計画作りに役立つと思われ、思った以上に収穫があった視察研修でした」と感想を話されていました。
①山口県生協連のみなさま
①山口県生協連のみなさま
②熊本地震への対応の報告
②熊本地震への対応の報告
③生協熊本から支援へのお礼 ④西原村の大切畑大橋の前で
③生協熊本から支援へのお礼④西原村の大切畑大橋の前で
⑤白川水源で
⑤白川水源で

2月22日~23日 協同組合間提携事例の視察研修に参加しました

 2月22日(木)~23日(金)に、協同組合間提携事例の視察研修として、神奈川県の生協と農協を訪問しました。
 初日の22日は、横浜市の新横浜にある神奈川県生協連の事務所を訪問し、神奈川県の協同組合間提携の概要と、協同で取り組んでいる「健康づくり活動」「フードバンク」の説明を受けました。
 次に電車で横浜市中区の神奈川県農協中央会の事務所に移動し、神奈川県における協同組合間提携の歴史や現状など詳しい説明を受けました。
 これらの説明には、神奈川県生協連の當具会長や小林専務など、また農協中央会の長嶋会長・三ツ堀副会長・二宮専務などに対応していただきました。
 二日目は、生協と農協が出資して28年前に設立した花の会社㈱グリーンピアと秦野市農協の直売所「じばさんず」を見学しました。

 神奈川県の「協同組合連絡協議会」には生協も農協も連合会だけでなく単協が参加しており、具体的な提携がすすむ条件が整っていると感じました。
 フードバンクや健康づくり、一部の生協店舗での地場野菜の扱いなど具体的な提携が今でもなされておりますが、こらからが期待されると感じました。
 今回の視察研修では、神奈川県生協連とJA神奈川中央会のそれぞれの会長をはじめ、丁寧な説明と対応をしていただきました。
 特に神奈川県生協連の小林専務はじめ事務局のみなさまには、事前準備と視察への同行などをしていただき大変お世話になりました。
 今後とも交流が続く事を願っております。

①神奈川県生協連での説明
①神奈川県生協連での説明
②神奈川県農協中央会での説明
②神奈川県農協中央会での説明
③㈱グリーンピア ④秦野市じばさんず
③㈱グリーンピア④秦野市じばさんず
⑤野菜高の中お昼で野菜が売り切れ(じばさんず) ⑥西原村萌の里のいきなりだんごを販売(じばさんず)
⑤野菜高の中お昼で野菜が売り切れ(じばさんず)⑥西原村萌の里のいきなりだんごを販売(じばさんず)

2月19日 2017年度 組合員・役職員研修会を開催しました

 2月19日(月)2017年度組合員・役職員研修会を開催しました。
 あいにく雨模様の中、生協の組合員・役職員、協同組合間提携推進会議のメンバー、熊本県の消費生活課など89名の方々に参加いただきました。
 この研修会では、龍谷大学農学部教授の石田正昭先生に「協同組合の価値と地域社会から期待されること」というテーマで約1時間40分講演いただきました。
 講演内容は、協同組合の基本的な性格、協同組合が世界から期待されていること、日本では生協や農協は知られてているのに協同組合が良く理解されていない、協同組合間連携の具体事例などなどでした。
 参加者からは、「あらためて協同組合の理解ができた」「生協と農協など協同組合間の様々な提携ができるともっと暮らし易くなるのではないか」「今後はディスカッション形式も良いのではないか」など67通の感想が寄せられ、熱心に聴いていただいたことが伺えました。
 前年度は、熊本地震への対応で、組合員研修会も役職員研修会も実施できませんでしたが、今回は大勢参加いただき、しかも熱心に聞いていただき、ありがたく感じた研修会でした。

①吉永会長のあいさつ ②岡出九州地連事務局長のあいさつ
①吉永会長のあいさつ ②岡出九州地連事務局長のあいさつ
④会場からの質問
③石田正昭教授の講演 ④会場からの質問
⑤南副会長の閉会あいさつ
⑤南副会長の閉会あいさつ

2月12日 阿蘇市の仮設団地で炊き出しを行いました

 これは阿蘇市の社会福祉協議会から要請のあった活動でした。
 当日は朝から積もった雪の中、阿蘇外輪山のミルクロードを経由して、阿蘇市黒川に入りました。
 まず、仮設団地の「みんなの家」で、支援物資と全国の生協から寄せられた「寄せ書き」やお菓子を贈呈しました。
 炊き出しは、黒川の仮設団地でお汁粉の準備を行い、そこから他の2会場に運んでふるまいました。
 あいにくの雪が降る中、3会場合計約70名に参加いただきました。
 お手伝いは、生協くまもとの復興支援室4名とサポーター3名、熊本県生協連1名で、阿蘇市の社会福祉協議会からも3名の応援がありました。

阿蘇市黒川の仮設団地での炊き出し会場① 生活物資の贈呈②
阿蘇市黒川の仮設団地での炊き出し会場① 生活物資の贈呈②
全国の生協からの寄せ書きを贈呈③ 阿蘇市東池尻の仮設団地での炊き出し④
全国の生協からの寄せ書きを贈呈③ 阿蘇市東池尻の仮設団地での炊き出し④

2月4日 第二回つながるエリア(みなし仮設入居者応援イベント)に参加しました

 先日2月4日に宇城市小川総合文化センターで開催された「第二回つながるエリア」に参加しました。
 この催しは、熊本地震の被災者で、熊本市南区から宇城市にかけてみなし仮設住宅に住んでいる方を対象に、生活物資の提供・炊き出し・住宅相談など様々な支援イベントの開催でした。
 主催はKVOAD(熊本災害ボランティアネットワーク)や日本財団などです。
 当日は、生協くまもとは衣料洗剤やぬれタオルを提供し、グリーンコープ生協くまもとはカレーや鳥のから揚げなどを提供しました。
 当日は子供連れやお年寄りなど大勢の被災者が会場をおとづれました。

生協くまもとの生活物資の提供① 生協くまもとの生活物資の提供②
生協くまもとの生活物資の提供① 生協くまもとの生活物資の提供②
飛び入りのくまモンと一緒に③ グリーンコープ生協くまもとの炊き出し④
飛び入りのくまモンと一緒に③ グリーンコープ生協くまもとの炊き出し④

11月2日・3日 岡山県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました

 11月2日と3日の二日間、岡山県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました。
 11月2日は、熊本駅に到着後そのまま熊本城に行き、熊本地震で傷ついた城を見学しました。
 その後、益城町の生協くまもと熊本東支所の会議室で、吉永県連会長から「熊本地震被災に生協が対応したこと」、大谷県連専務から「熊本地震を体験して」被災地の支援活動を行なっている組合員からの説明を行いました。
 組合員からは、支援活動を行なっている気持や全国の生協から名産のお菓子などをいただき、サロン活動に役立っているなど、具体的な話がされました。
 11月3日の二日目は、益城町のテクノ仮設を車窓から視察し、西原村の大切畑地区で、被災の痕と大切畑大橋の復旧工事現場で、大谷専務から地震当日の説明や大切畑集落の復興について、説明を受けました。
 俵山ルートで南阿蘇村に入り、阿蘇望の郷、白川水源を見学し、最後に崩落した阿蘇大橋を視察しました。
 帰りは、復旧したばかりの長陽大橋を通って熊本駅に向かいました。
 岡山の皆様からは、「熊本地震に際しての生協の対応や、自治体との関係の深まり、全国の生協からの支援を聞いて、岡山での防災計画作りに役立つと思われ、大変良かった」などと感想を話されていました。

①熊本城にて(西大手櫓門そば)
①熊本城にて(西大手櫓門そば)
②工事中の熊本城本丸をバックにして
②工事中の熊本城本丸をバックにして
③南阿蘇村の白川水源にて
③南阿蘇村の白川水源にて

10月22日~23日 2017年度役員研修会を開催しました

 10月22日(日)~23日(月)にかけて、2017年度熊本県生協連役員研修会を開催しました。
 あいにく22日は、台風21号が近づいていて、雨風の中不安な気持で大分県竹田市の会場にバスで向かいました。
 雨風は強かったのですが、会場では問題なく過ごすことができました。
 22日(日)は、コープおおいたの「くらしサポート事業」について、後藤秀樹本部長と、岡谷正憲統括マネージャーから、事業の紹介をしていただきました。
 コープおおいたでは買い物弱者支援(移動販売車、買い物サポート車の運行)、食事支援と生活支援、子育て支援、災害復興支援、高齢者支援、障害者支援などの活動を、事業として行なわれております。
 このことは厚生労働省が発行した「生協が行う地域福祉の先駆的な取組み事例」の中でも紹介されております。
事業紹介のあとでは、質問も活発に出され、中身を深めました。
 研修のあとでは、県連の第3回理事会を開催しました。
 翌日23日(月)は福岡県の朝倉市に向かい、7月の北部九州豪雨の被災地を見学しました。
 見学には、現地で被災地の支援活動をなされていますエフコープ生協組合員活動部の安元部長と有利様に案内していただきした。
 朝倉市の杷木地区と東峰村を見学しました。
 被災の現場では、濁流に壊された家屋や元の姿がどうなっていたのか分からない川、実っていない田んぼの稲など、豪雨被害の悲惨な姿を目にし、これこそ百聞は一見にしかずでした。
 小学校の校庭に設置された仮設住宅も訪問しました。
 仮設住宅ではガラス張りの「みんなの家」でサロンが行われていました。
 最後に3連水車の近くにある養蜂園(ここも被害を受けた)に行き、はちみつの瓶詰めライン、ミツバチの話を聞きました。
 昨年は熊本地震の活動で役員研修を中止しましたが、今年は「生協の地域社会への貢献活動事例」を学ぶ事を中心的なテーマに実施しました。
 今後の県連と各会員生協の方針づくりや活動に、今回の研修を活かしていきたいと思います。

①コープおおいたからの講義
①コープおおいたからの講義
②朝倉市豪雨被災地視察(道の駅で)
②朝倉市豪雨被災地視察(道の駅で)
③川の両側の家は流された
③川の両側の家は流された
④濁流で壊された家がだいぶ残っています(東峰村) ⑤流された橋
④濁流で壊された家がだいぶ残っています(東峰村) ⑤流された橋
⑥豪雨被害の仮設住宅 ⑦女王バチを指差しています
⑥豪雨被害の仮設住宅 ⑦女王バチを指差しています
⑧朝倉市の三連水車で

⑧朝倉市の三連水車で


9月9日・10日 パルシステム生活協同組合連合会様が来訪されました

 パルシステム生活協同組合連合会から、「熊本支援ファンド中間報告会」と被災地視察のために来訪されました。

 

 9月9日に、パルシステム生協連が熊本地震の被災地支援を行っている団体に金銭的な支援を行うために設置した「熊本地震支援ファンド」の中間報告会が益城町の総合体育館の隣の「ミナテラス」で行われました。
 「中間報告会」には熊本県生協連より吉永会長・大谷専務、生協くまもとより迫副理事長、KVOADの樋口務代表が来賓として出席しました。
 会合では、支援を受けた14の団体から活動内容や活動の到達点などが報告されました。
 10日は、熊本城、益城町・西原村・南阿蘇村の被災地と仮設住宅を大谷専務が案内しました。
 短い時間でしたが、天気にもめぐまれて、熊本地震による被災状況がよく把握できた視察でした。

①吉永会長挨拶
①吉永会長挨拶
②中間報告会
②中間報告会
③熊本城見学 ④熊本城見学
③熊本城見学④熊本城見学

9月6日・7日 全岐阜県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました

 9月6日と7日の二日間、全岐阜県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました。
 9月6日は、益城町の生協くまもと熊本東支所の会議室で、吉永県連会長から「熊本地震被災に生協が対応したこと」、大谷県連専務から「熊本地震を体験して」の説明を行いました。
 午後は、益城町の被災地とテクノ仮設を車窓から視察し、西原村の大切畑地区で、被災の痕と大切畑大橋の復旧工事現場で西原村役場の高本震災復興推進課課長、同吉井係長より「西原村の被災状況と復旧・復興の現状」の説明を受けました。
 俵山ルートで南阿蘇村に入り、崩落した阿蘇大橋を視察しました。
 帰りは、復旧したばかりの長陽大橋を通って熊本市のホテルに向かいました。
 夜は、全岐阜県生協連のメンバーに、岐阜県労済生協の理事長や岐阜大学の専務、学校生協の理事長も参加されていましたので、熊本県生協連からも熊本県労済生協の田川仁理事長、熊本大学生協竹山英紀専務、生協くまもとの迫和久副理事長も同席して、懇親会を行いました。
 7日は熊本城、南阿蘇村、高森町を案内しました。
 岐阜の皆様からは、「熊本地震に際しての生協の対応や、修理中の熊本城や被災地を視察することができて、地震被害の大きさと生協の具体的な対応を研修でき、大変良かった」と感想を話されていました。

①熊本地震研修
①熊本地震研修
②被災地視察(熊本城)
②被災地視察(熊本城)
③被災地視察(熊本城)
③被災地視察(熊本城)

8月26日・27日 被災地で3回目の映画会を行いました

 8月26日と27日に、甲佐町の生涯学習センター「耀」で映画の上映会を行いました。これは、昨年の西原村・益城町に次ぐ3回目の映画上映会でした。
 主催は、日本生協連と関連会社で働く役職員のボランティア組織「笑顔とどけ隊」と生協くまもと、熊本県生協連で、甲佐町の教育委員会と社会福祉協議会及び生協くまもとの取引先の「虹の会」の後援で実施しました。
 初日の26日は、朝から大雨でしたが子ども用のゲームが始まる10:30頃には雨は止み、ダーツ、魚釣り、皿回し、輪投げ、お絵かきなど親子連れで楽しみました。

 「虹の会」からかき氷と目玉焼きが提供され、コープのベーコンや綿菓子も生協くまもと組合員のボランティアさんが提供しました。

 映画は子ども向けが「ヒックとドラゴン」一般向けが「男はつらいよ:寅次郎わが道をゆく」でした。
 二日目は朝から快晴で、子どものゲームには大人も参加してにぎわい、かき氷には行列ができるほどでした。
 初日が子ども向け映画が55名、一般向け映画が28名、二日目の子ども向け映画は75名の見学者でした。
 見学者からは「とてもいい映画だった」「いい企画だからもっと多くの人に見てもらえばいいのに」といった感想と意見が寄せられました。
 今回も「笑顔とどけ隊」の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。映画も地元の熊本の通潤橋と阿蘇の温泉が出てくるとてもいい映画でした。

子ども用お遊び①
子ども用お遊び①
子ども用お遊び②
子ども用お遊び②
綿菓子・かき氷③ 映画会スタッフ集合④
綿菓子・かき氷③映画会スタッフ集合④

8月7日〜8日 今年もピースアクションinナガサキに参加しました

 今年の参加者は、大人が17名、子供が8名、合計25名でした。生協くまもと13名、グリーンコープ生協くまもと6名、県連6名(理事と事務局含む)の参加でした。
 今年は台風5号の影響で、水俣出発を8:15から9:30に遅らせました。この影響で当初予定していました永井隆博士記念館の見学を中止し、大浦天主堂⇒グラバー園を初日に見学し、二日目は原爆資料館⇒爆心地⇒平和公園⇒虹の広場の参加でした。

 少し台風余波の風はありましたが、雨は降らず全ての行程がスムーズでした。
 二日目の原爆資料館では、案内の方の説明によって、長崎の原爆投下直後の様子、被害状況、核兵器廃絶などの理解を深める事ができました。
 虹の広場では、オープニングの長崎玉成高校「ハンドベル部」の演奏が心に響く清清しいもので、好評でした。
 長崎活水高校の平和学習部からは、原爆でなくなった9歳と12歳の娘さんを火葬するときに振袖を着せて火葬したエピソードを語り継ぐ「振袖プロジェクト」の活動などの報告がありました。
 被爆者からは「ヒバクシャ国際署名」取組み紹介と協力の要請がありました。
 今年初めて「子ども平和会議in長崎」が取り組まれ、アピール文が会場で読み上げられました。
 最後に被爆者歌う会「ひまわり」による合唱で幕を閉じました。
 帰りのバスの中で、参加者からそれぞれに感じたことを出し合いました。
 「来るたびに核兵器をなくす気持が新たになる」
 「はじめて来たが、核兵器の恐ろしさが実感できた」
 「語り部さんが一生懸命に説明するのに関心した」
 「語り部さんの話を最後まで聞くには時間が足りなかった」
 「語り継ぐ事が大切」などなどの感想が出されました。

 今年も核兵器のない世界を作る気持を新たにしたピースアクションinナガサキへの参加でした。

①大浦天主堂の下で
①大浦天主堂の下で
②原爆爆心地で
②原爆爆心地で
③折鶴の奉納 ④虹の広場会場前で
③折鶴の奉納 ④虹の広場会場前で
⑤虹の広場オープニング ⑥虹の広場子ども平和会議のアピール発表
⑤虹の広場オープニング ⑥虹の広場子ども平和会議のアピール発表

7月10日 大雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市の避難所で炊き出しを行ないました

 このたびの、福岡県・大分県を中心とした豪雨により、被災されましたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

 先日7月10日、福岡県朝倉市の避難所(ピーポート甘木)で、エフコープの皆様と一緒に炊き出しをおこないました。
 今回の北部九州豪雨で、朝倉市は7月10日現在16名の死者、連絡が取れない人25名、72件の全壊を含む118件の住宅被害、及び多数の道路や橋の被害を受けております。
 また7月10日現在、10箇所の避難所に557世帯1,122人が避難されております。
 炊き出しには、朝倉市で2番目に多くの人が避難されている避難所「ピーポート甘木」にエフコープの皆様と一緒に、熊本県生協連の吉永会長と大谷専務、生協くまもとの迫副理事長など6名が熊本から参加しました。
 被災者の方たちから被災の様子や今の気持をお聞きし、わが事のように心が痛みました。
 熊本地震では福岡県のみなさま、エフコープのみなさまには大きな支援をいただきました。
 先週の7日には、エフコープのみなさまには、熊本の仮設団地で炊き出しをやっていただいたばかりでした。
 今後とも、福岡県と大分県の被災地を応援して行きたいと思いました。

朝倉水害①
朝倉水害①
浅倉水害②
浅倉水害②
朝倉市炊き出し③ 朝倉市炊き出し④
朝倉市炊き出し③朝倉市炊き出し④

6月26日 熊本県生協連の通常総会が開催されました

 6月26日(月)に、熊本県生協連の通常総会が開催されました。
 当日は、熊本県環境生活部県民生活局消費生活課の西川哲治課長、満田まゆみ主任主事に臨席いただきました。
 また、日本生協連九州地連の岡出洋一事務局長にも臨席いただきました。
 総会の冒頭では、熊本地震で被災され、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、黙祷を捧げました。
 吉永会長はあいさつの中で、「2016年度の熊本県生協連と会員生協の活動は熊本地震被災対応に終始しました。しかし、この1年は大変貴重な経験と教訓を得た1年でした。支援いただいた日本生協連をはじめとする全国の生協関係者の支援にこころから感謝を申しあげたい。2017年度も熊本地震の被災者と被災地への支援活動を続け、全国に対して、熊本地震の被災状況と教訓を発信してまいります。」と述べました。
 西川課長からは、「熊本地震に際しては、行政の受援体制が整わない中で、熊本県生協連と会員生協は救援物資を被災地に直接届けていただいた。また全国の生協から10億7,000万円を超える義援金を提供いただいた。現在も被災者に対するサロン活動などの支援活動をされており、大変感謝しております。」などとあいさつされました。
 岡出事務局長からは、「熊本県生協連と会員生協の支援活動は、協同・助け合いの生協の理念を実践されたものとして貴重なもので、心から敬意を表したい。」とあいさつされました。
 議案の審議では、大谷専務理事が1号議案から4号議案までまとめて提案し、福永監事の監査報告のあと、一括して審議されました。
 出席した代議員のうち3人から、いずれも熊本地震に関係した支援活動の報告がなされました。
 生協くまもとの代議員からは、支援活動のボランティアに200人近くの組合員が登録され、「こーぷ喫茶」という名称のサロン活動などを行なっている事、グリーンコープ生協くまもとの代議員からは、避難所の全体の情報を収集してどこの避難所で何が不足しているかを判断し救援物資の提供を行なった事、熊本県労働者共済生協の代議員からは仮設住宅に花壇を住民と一緒につくり花と緑を提供するなどの活動を行なっている事、などの活動が紹介されました。
 採決では、書面議決を含めて全議案が全会一致で可決承認されました。
 総会後の懇親会には、熊本県環境生活部の田中義人部長と、県民生活局の瀬戸浩一局長も出席され、あいさつをいただきました。
 2017年度の熊本県生協連の活動テーマは、引き続き被災者・被災地の支援活動が中心となります。

 今回の総会は、2016年度の熊本地震被災に対する支援活動に自信を持ち、2017年度の支援活動の決意を固めあう総会であった、と感じました。
熊本県生協連 吉永会長あいさつ
熊本県生協連 吉永会長あいさつ
熊本県消費生活課 西川課長あいさつ
熊本県消費生活課 西川課長あいさつ
日本生協連九州地連 岡出事務局長あいさつ
日本生協連九州地連 岡出事務局長あいさつ
中野代議員(生協くまもと)
中野代議員(生協くまもと)
中村代議員(グリーンコープ生協くまもと) 和泉代議員(熊本県労働者共済生協)
中村代議員(グリーンコープ生協くまもと)和泉代議員(熊本県労働者共済生協)

2月27日・28日 感謝のつどい~ありがとう熊本支援を開催しました

 先日2月27日(月)と28日(火)に、「感謝のつどい~ありがとう熊本支援」を開催しました。
 熊本地震に際しては、全国から日本生協連はじめ多くの生協関係、福祉医療関係のみな様から多大なるご支援をいただきました。
 本来ならば、すぐにでもお礼を申しあげなければいけなかったのですが、熊本においでいただき、感謝のつどいを開催させていただきました。
 これには、日本生協連の浅田会長、日本コープ共済連の佐藤理事長はじめ、全国の生協、福祉医療関係、熊本県内の自治体・社会福祉協議会の62団体135名に出席いただきました。
 つどいの冒頭では、吉永会長からのお礼を含めたあいさつ、出席者を代表して日本生協連浅田会長と日本コープ共済連佐藤理事長からごあいさつをいただきました。
 つどいは、被災地からの報告、生協と社協やボランティア組織との連携活動をテーマにした基調講演とパネルディスカッションが行なわれました。
 夜の懇親会では、熊本県の蒲島知事からごあいさつをいただき、くまモンが深々とお辞儀をして感謝の気持をあらわしました。
 翌28日は、熊本城、益城町、西原村、南阿蘇村の被災地見学を行ないました。
 今回のつどいは、熊本県・益城町の自治体と、熊本市・益城町・西原村の社会福祉協議会からも感謝の言葉があり、熊本の生協と行政など地元の組織がともに感謝の気持をお伝えする場となりました。
 これまでの全国からのご支援に感謝し、今後とも被災地と被災者への支援を続けてまいります。

吉永会長あいさつ
吉永会長あいさつ
日生協 浅田会長あいさつ
日生協 浅田会長あいさつ
被災地からの報告
被災地からの報告
パネルディスカッション 蒲島知事あいさつ
パネルディスカッション 蒲島知事あいさつ
北海道東北・中央・関西の生協 中四国・九州の生協
北海道東北・中央・関西の生協 中四国・九州の生協
日生協・医療福祉生協連・医療福祉組織・支援 熊本県内の生協

日生協・医療福祉生協連・医療福祉組織・

支援プロジェクト・行政・社会福祉協議会

熊本県内の生協
被災地見学
被災地見学

12月26日 大西熊本市長より、熊本地震に際しての支援活動に対するお礼状が届きました

 このたび、熊本地震に際しての熊本県生協連の支援活動に対して、大西熊本市長より感謝状が届きました。
 これは、熊本県生協連に加盟する各生協の皆様の支援活動と、全国からの支援に対していただいたものであると考えております。
 謹んで、皆様にご報告させていただきます。
 今後とも被災者に寄り添った支援活動を続けていく決意を新たにした次第です。

義援金に対する大西市長からの礼状
支援活動に対する大西市長からの礼状

12月20日 蒲島熊本県知事より、義援金に対するお礼状が届きました

 この間、全国からの熊本地震に対する義援金を熊本県に届けておりますが、これに対して蒲島知事よりお礼状が届きました。
 このお礼は義捐金をいただいた全国の生協とその組合員に対するお礼であります。

 全国の生協の皆様に感謝とともにお知らせ申しあげます。
義援金に対する蒲島知事からの礼状
義援金に対する蒲島知事からの礼状

12月3日・4日 被災地で2回目の映画会を行いました

 12月3日と4日に地震で大きく被災した益城町で西原村に次ぐ2回目の映画上映会を行いました。
 今回は、日本生協連と関連会社で働く役職員のボランティア組織「笑顔届け隊」と生協くまもと、熊本県生協連、大阪府生協連の主催で、益城町の教育委員会と社会福祉協議会の後援、熊本県興行組合・熊本映画センター・みやこ生協の協力で実施したものです。
 12月3日は益城町の健康福祉センター(はぴねす)で、4日は益城町テクノ仮設団地の完成したばかりの「みんなの家(大)」でこども向けの映画「カンフーパンダ」と「フーテンの寅、私の寅さん」を上映しました。
 3日は名簿に記入したこどもたち263名など大人を含め約400名が来場しました。
 4日もたくさんのこども、おじいさん、おばあさんたちが来場されました。
 はぴねすでは、映画上映前に輪投げや皿回しなどであそび、ジャズシンガーの冴理(さえり)さんのライブやみんなで歌を合唱し、映画を鑑賞しました。
 4日はあいにくの雨で用意した遊びはできず、室内でゲームをしたあと映画を観賞しました。
 また、両日とも大阪府生協連と大阪の生協組合員や大学生たちがたこ焼きを提供しました。用意したたこ焼きの原料が不足するほど大好評で早々に販売を終了しました。
 こどもたちの元気な笑顔と、映画をみたおばあさんやおじいさんたちの満足した表情に癒された両日でした。

上映前の皿回し(ハピネス①)
上映前の皿回し(ハピネス①)
上映前の歌(ハピネス②)
上映前の歌(ハピネス②)
上映会場全景(テクノ仮設①) 応援スタッフ集合写真(ハピネス③)
上映会場全景(テクノ仮設①)応援スタッフ集合写真(ハピネス③)
大阪府生協連のたこ焼き(テクノ仮設②) 上映前のアトラクション(テクノ仮設③)
大阪府生協連のたこ焼き(テクノ仮設②)上映前のアトラクション(テクノ仮設③)

11月29日 「2016くまもと消費者発表大会」が開催されました

 毎年秋に開催されている「消費者発表大会」が今年は「消費者講演会」と合同で、熊本市のパレアホールで開催されました。
 今年は熊本地震で、熊本県内の消費者団体がどのように行動したか「熊本地震を伝える」をテーマに開催されました。
 発表は、熊本県生協連、熊本県地婦連上天草婦人会、JA熊本県女性組織協議会、熊本消費者協会、熊本県消団連の5団体から発表されました。
 午後には、元鳥取県知事で慶応大学教授の片山善博氏による「震災復興から消費者行政を考える」というテーマでの講演がありました。
 熊本地震を体験したわたしたちにとって、どれもが共感する発表と後援でした。

2016消費者発表大会
2016消費者発表大会

11月17日 「第23回九州ブロック生協・行政合同会議」が開催されました

 毎年秋に開催されている「九州ブロック生協・行政合同会議」が今年は熊本県と熊本県生協連の主催で、熊本市のホテル「熊本テルサ」で開催されました。
 開催前日には、九州8県の行政の皆様だけで会議を開催され、18:00より生協・行政合同の懇親会をかねた意見交換会を開催しました。
 熊本・大分地震を中心に活発な意見交換がなされ、時間を超過するくらい盛り上がりました。
 17日の本会議は熊本県生協連の高谷陽子理事の司会で行われました。
 まず、開催県である熊本県・県民生活局の田中義人局長より開会のあいさつがなされました。
 田中局長は「今回の地震に際して、九州各県の行政、生協には大きな支援を頂き大変感謝している。復旧・復興や消費者被害に対して引き続き協力して対応して行きたい。」と話されました。
 続けて吉永章熊本県生協連会長から「年間予算520万円程度の小さな熊本県生協連が、今回の大きな地震で支援活動ができたのは九州各県の生協を中心とする全国の生協から支援を受けたからであり、大変感謝している。今後も末永い支援活動になると思われるので、引き続きの応援をよろしくお願いしたい。」とあいさつしました。
 厚労省消費生協業務室の山本亨室長からは、「今回の地震では、救援物資の仕分け応援に生協がいち早く対応していただいた。相次ぐ大規模災害への生協の支援活動が定着していることを感じる。少子・高齢化の時代に『地域共生社会』という地域で助けあう社会づくりが重要になってくる。これは生協自身の考え方にも通じる事と思う。生協の発展は、コミュニティーづくり、福祉社会づくり、災害に強い地域づくりに貢献することと考えている。生協にはこころから期待している。」と報告を兼ねて挨拶されました。
 会議は、日本生協連からの活動報告のあと、今回のメインテーマの「熊本地震への対応」の報告と意見交換に移りました。
 熊本県消費生活課の岩谷博文主幹から「熊本地震について」として、熊本地震の規模と被害の状況、避難所と避難者の数、罹災証明の発行数、応急仮設住宅の着工数と完成数、義援金の状況などが報告されました。
 同じく消費生活課の秋田壮児審議員からは、「熊本地震に伴う消費生活相談の状況」として、地震直後からの相談会などの活動状況、相談件数・相談内容などが報告されました。
 熊本県生協連の大谷専務から「生協の熊本地震対応と教訓」と題して、どんな地震であったか、生協の被災状況、熊本地震への対応方針、被災地・被災者への支援活動、今回の地震対応の教訓などについて、写真を交えて報告しました。
 報告のあとは、出席者から質問・意見を出し合いました。
 出された意見として、行政との協定のあり方、各県の防災対策の状況、熊本地震における救援物資の内容と数量などが活発に出されました。
 閉会挨拶は、九州地連の梶浦孝弘議長から「熊本地震に際して、熊本の生協は事業の継続と被災者支援活動で生協の使命感をみせてくれた。生協以上に被災者への責任が重い行政の皆様の今回の対応には敬意を表したい。地域における助けあいは制度だけでは機能せず、コミュニティー作りが重要である。今回の地震で見知らぬもの同士が分け合った体験は大変貴重なことであったと思う。このような奪い合いではなく分かち合う社会を行政とともに作り上げて生きたい。」と話しをされて、閉会しました。
 今回の「生協・行政合同会議」は熊本地震がテーマであり、各県がかかえる課題でもあったので、出席者からは積極的な意見が数多く出されました。
 今回は、防災の課題をわが事として受け止めた会合であり、大変有意義な会議でした。

熊本県田中局長のあいさつ
熊本県田中局長のあいさつ
吉永会長のあいさつ
吉永会長のあいさつ
厚労省山本室長のあいさつ
厚労省山本室長のあいさつ
日生協からの報告
日生協からの報告
熊本県の報告
熊本県の報告
熊本県生協連の報告
熊本県生協連の報告

11月16日 蒲島熊本県知事から「感謝状」を授与されました

 このたび、熊本県生協連の吉永章会長が蒲島熊本県知事より感謝状を授与されました。
 これは、このたびの熊本地震に対する県連の支援活動に感謝して贈られたものです。
 11月16日(水)の13:00より、熊本テルサにおいて、蒲島知事より出席した企業や団体の代表一人ひとりに感謝状が手渡されました。
 全体で266の企業・団体に授与されたもので、当日は192団体の代表が出席しました。
 蒲島知事は挨拶の中で、「皆さんの支援は被災者に安心を与え、復旧への力になった」と感謝され、熊本地震で得た教訓として①普通の日常が如何に大切か、日常を取り戻すのが如何に大変かを教わった、②被災体験で絆が深まった、③日本中・世界中から支援をいただき感謝の気持を強く持った、と話されました。
 私たち熊本県生協連でも同様に、全国からの支援に感謝し、組織内の絆や行政との関係なども強くなったことを感じております。
 今回の感謝状の授与では、今後とも被災地と被災者への支援を続け、日常の業務を通じて地域への貢献を深めることを祈念した機会となりました。

蒲島知事から感謝状を受ける吉永会長
蒲島知事から感謝状を受ける吉永会長
集合写真
集合写真

11月4日 ならコープから、ふくし生協への送迎用車両の贈呈に来訪されました

 11月4日、ならコープの関明子常任理事、宮高達也執行役員をはじめ組合員理事3名、常勤役職員2名が来訪されました。
 ならコープでは、かねてから熊本地震で被害を受けたふくし生協(熊本県高齢者障害者福祉生活協同組合)が、地震で送迎用車両の一部が損傷した事を受けて、送迎用車両の贈呈を準備してきました。このたび、送迎用軽車両2台が納車されたことを受けて、贈呈式のために熊本を訪問されました。
 ふくし生協の事務所の庭で行われた贈呈式では、ならコープの関明子常任理事より「復興にはまだまだ時間が掛かりそうですが、ならコープはこれからも応援しますので、力を合せてがんばっていただきたい。」とあいさつされました。
 ふくし生協の山下孝治理事長からは「今回の地震では、介護活動に多くの方々から支援をいただきました。今回は、ならコープから高額な車両の支援をいただき感謝しております。ふくし生協の大きな励みになります。」とあいさつされました。
 熊本県生協連の吉永会長からは「ならコープからは、今回の地震で、県連に対してもお見舞金や救援物資の提供をいただき感謝しております。送迎用車両はふくし生協の介護事業発展に大きく寄与するものと思われます。ありがとうございます」などとあいさつされました。
 ならコープからは、サロン活動を支援している生協くまもとに対して、今後奈良のお菓子を提供していただくことになりました。また、一行は被災した西原村役場や萌の里、益城町の生産者を訪問されて、支援物資や復興のための機器類をそれぞれに贈呈されました。
 東日本大震災で被災した東北に長期間支援されているならコープが熊本地震の被災者に対しても、高額な機器類を提供いただき、心から感謝したいと思います。

ふくし生協贈呈式 生協くまもとの熊本事務所
ふくし生協贈呈式 生協くまもとの熊本事務所
萌の里贈呈式 萌の里(俵山を背にして)
萌の里贈呈式萌の里(俵山を背にして)
西原村役場 熊本城にて
西原村役場 熊本城にて

11月1日~2日 佐賀県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました

 11月1日~2日の2日間、佐賀県生協連の喜多会長ら11名が熊本を視察研修で来訪されました。
 初日は、益城町・西原村・南阿蘇村の被災地や西原村の仮設団地を視察され、熊本県の生協が熊本地震で被った被害や被災者支援活動、熊本地震の教訓などについて、熱心に研修されました。生協くまもとの復興支援活動でこーぷ喫茶などの事務局を担っていただいている組合員にもお話を聞きました。
 二日目には、熊本城と生協くまもとの店舗「コープ尾の上」を見学し、事業の継続などについて、説明を受けました。
 佐賀県生協連のコープさがの皆様には、生協くまもとの事業や、炊出し活動の支援に多くの組合員や職員を派遣いただきました。また、佐賀県行政の皆様には熊本地震で大きな被害を受けた西原村に長期間滞在して支援をいただきました。
 今後とも交流を深めさせていただきたいと思っております。


佐賀県連(南阿蘇村立野) 佐賀県連(熊本城)
佐賀県連(南阿蘇村立野) 佐賀県連(熊本城)

10月17日 蒲島県知事に義援金第二次集約分を贈呈しました

 10月17日に、蒲島熊本県知事に、全国の生協関係で集めた熊本地震に対する義援金2億3,100万円の目録を贈呈しました。

 前回贈呈分を合せた累計義援金の総額は、10億7,100万円となりました。
 この贈呈式には、熊本県生協連からは吉永会長と大谷専務が出席し、日本生協連の新井副会長と岡出九州地連事務局長、矢野広報部部長が立ち会われました。
 蒲島知事からは、「10億円を越える多大な義援金に大変感謝しております。また生協では、震災直後からその時々の被災地の状況に応じた支援をいただきました。今、良かった事が3点あります。ひとつは被災地では日常を取戻しつつある事。二つ目は被災者が同じ被害にあって、助けあう絆が深まった事、三つ目は生協のように全国から多大なる支援をいただき、心から感謝する気持と、いずれ恩返しをしたい、と言う気持を持てたことです。全国の生協の皆さんに知事が大変感謝している事を発信していただきたい。そのうち『くまモン』にもお礼を言わせる機会をもちたい。」などと、感謝の気持を述べられました。
 贈呈式に先立って記者会見を開き、贈呈式後には消費生活課の皆様に県連の地震被災支援活動に関する説明会を開催しました。これには環境生活部の田代部長と県民生活局の田中局長にも同席いただきました。

記者会見
記者会見
目録の贈呈
目録の贈呈
蒲島知事からお礼の言葉 贈呈式記念撮影
蒲島知事からお礼の言葉贈呈式記念撮影
支援活動の報告
支援活動の報告

10月12日 「2016くまもと協同組合コンベンション」が開催されました

 熊本県内11の協同組合で構成される協同組合間提携推進会議の主催によります「2016くまもと協同組合コンベンション」が開催されました。
 当日は11の協同組合から総勢130名が出席しました。
 冒頭JA熊本中央会の梅田会長より、「熊本は4月の大地震、6月の大雨、先日の阿蘇の噴火と続き、農業や市民生活に大きな影響を与える自然災害が続いた。協同組合がいっそう連携して対応する事が求められる中、福島県生協連の佐藤専務をお招きし、協同組合が連携して原発災害に対応している実践事例を聞かせていただく。有意義な会になる事を願う。」とのあいさつがありました。
 佐藤専務からは、原発事故による放射能汚染に対して、除染作業や検査の徹底などに、農協・漁協・生協・大学などが連携して取組んでいる事例を報告されました。 また、「協同組合どうしが、電話で気軽に話ができる関係、アポなしで訪問しあえる関係、たまには酒を酌み交わす関係が大切だ」とアドバイスされました。
 午後には、熊本県生協連、森林組合連合会、漁連、農協中央会から、熊本地震に対するそれぞれの対応について報告されました。
 今年は2回目でしたが、昨年よりもさらになごやかに運営されました。
 会場とは別の部屋で、熊本県生協連の地震対応の展示物や農協のビデオなどが上映されました。

JA熊本中央会梅田会長のあいさつ
JA熊本中央会梅田会長のあいさつ
福島県生協連佐藤専務の講演
福島県生協連佐藤専務の講演

9月29日〜10月1日 生協しまね「虹の会」の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました

 9月29日~10月1日の三日間、生協しまねの安井理事長や生協しまね虹の会の竹内会長ら21名が熊本を視察研修で来訪されました。
 今回の来訪の目的は、昨年までは東日本大震災の被災地支援のため「東北に行ってお金を使おう」ということで、東北に行かれていたようですが、今年は「熊本に行ってお金を熊本に落とそう」ということでした。
 一行は、南阿蘇村の立野地区、西原村とその仮設住宅、益城町、熊本城を視察されました。
 生協くまもとの益城の事務所では、吉永県連会長から被災者支援の説明を受け、生協くまもとの店舗「コープ春日」では磯本店長から震災直後にコープ春日が被災し、店頭で商品を提供した事などの説明を受けました。
 また、観光客が減少している阿蘇の観光とゴルフも楽しみました。
 皆様からは、「ニュースで見るのと、実際に目で見るのとでは、実感が違う」「熊本城の惨状には、息を飲むほどだ」などの感想を述べられておりました。
 生協しまねの「虹の会」は、生協しまねのお取引先で構成された組織です。和気あいあいの中にも、生協しまねを盛りあげて行こう、という意識が感じられる好感の持てる組織です。
 最後には「今後も末永く交流を行いましょう」と言って分かれました。「被災した熊本を少しでも応援しよう」という皆さんの気持がうれしいひと時でした。

生協しまね虹の会 益城事務所前での集合写真
生協しまね虹の会 益城事務所前での集合写真
白川水源
白川水源
高森町湧水公園 コープ春日
高森町湧水公園コープ春日
吉永会長の説明 熊本城天守閣
吉永会長の説明熊本城天守閣
熊本城集合写真
熊本城集合写真

9月1日・2日 沖縄県生協連の皆様が熊本地震の視察研修に来訪されました

 9月1日と2日に、沖縄県生協連の具志会長、宮城専務ら8名が熊本を視察研修で来訪されました。
 視察研修の目的は、「沖縄での地震災害の備えと、発生した場合の対応について、熊本地震に対応した熊本県生協連と会員生協に学ぶ」とのことです。
 一行は、益城・西原村・南阿蘇村の立野地区、西原村の仮設住宅、萌の里の仮設店舗、水前寺公園、熊本城を視察されました。
 研修では、吉永県連会長と大谷専務から地震への対応についての話を、資料と写真で説明を受けられました。
 皆様からは、「マスコミのニュースと、実際に目で見るのとでは、実感が違う。」「壊れた建物の中や仮設住宅の中など、東日本大震災や阪神・淡路大震災では見られなかったところが見られて、生々しく感じられた。」などの感想をいただきました。
 参加生協は、コープおきなわ、沖縄県高齢者生協、琉球大学生協、沖縄医療生協、沖縄学校生協、沖縄共済生協でした。


俵山をバックに 仮設住宅前にて
俵山をバックに仮設住宅前にて
阿蘇大橋そば 熊本城をバックに
阿蘇大橋そば熊本城をバックに
熊本城天守閣
熊本城天守閣

8月27日・28日 被災地で映画会を行いました

 8月27日と28日に地震で大きく被災した西原村の仮設住宅となりの「生涯教育センター『山河の館』」で、映画の上映会を行いました。
 これは、日本生協連と関連会社で働く役職員のボランティア組織「笑顔届け隊」を中心に、西原村教育委員会やみやこ映画生協・生協くまもと・熊本県生協連が主催したものです。
 映画の上映に当たっては、小中学校3校ではポスターとチラシで子どもたちにお知らせをしていただき、直前には全村に流れる「防災無線」での案内もしていただきました。
 27日の子ども向け映画「ミニオンズ」の上映前には、建物の内外で輪投げ・皿回し・魚つりゲーム・お絵かきなどで遊びました。
 参加者は子供だけでも129名と上映会場が満杯となりました。
 二日目の「うつくしいひと」「私の寅さん」には村長・副村長・教育長にも参加いただき、主催者として教育長にあいさつをしていただきました。
 二日目は述べ135名の方々が鑑賞されました。
 今後とも、このような被災地への支援を継続していきます。


吉永会長あいさつ 上映前のお遊び(テントの重しは綿の木)
吉永会長あいさつ上映前のお遊び(テントの重しは綿の木)
上映前のお遊び(魚釣りゲーム) 上映前のお遊び(皿回し)
上映前のお遊び(魚釣りゲーム)上映前のお遊び(皿回し)
映画上映会事務局メンバー写真
映画上映会事務局メンバー写真

8月7日・8日 今年もピースアクションinナガサキに参加しました

 今年の参加者は、大人が15名、子供が7名、合計22名でした。

 生協くまもと11名、グリーンコープ生協くまもと5名、ふくし生協3名、県連3名の参加でした。

 今年の見学コースは、永井隆博士記念館⇒大浦天主堂⇒グラバー園が初日で二日目は原爆資料館⇒爆心地⇒平和公園⇒虹の広場参加でした。

 今年は比較的時間の余裕がありましたので、じっくり見学することができました。

 原爆資料館では、案内の方に最後まで付き添っていただいたので、展示資料の理解がよくできました。

 虹の広場では、オープニングの小浜中学校の生徒によるバンド演奏が軽快で曲目も長崎にちなんだもので、大好評でした。

 高校生の核兵器廃絶の「1万人署名活動」の紹介で、熊本出身の高校生の発表が、力強く感動的でした。

 今年も暑い長崎でしたが、全体をとおして、やはり、世界中から核兵器をなくすべきだ、という思いを強くした行動でした。


虹のひろばの会場前で オープニング
虹のひろばの会場前でオープニング
高校生による発表(虹のひろば) 案内係の方に説明を受けました(原爆資料館にて)
高校生による発表(虹のひろば)案内係の方に説明を受けました(原爆資料館にて)
爆心地に折り鶴を捧げました
爆心地に折り鶴を捧げました

7月7日 蒲島熊本県知事に全国の生協からよせられた募金をお渡ししました

 7月7日(木)に、熊本県庁において、熊本県議会の吉永和世議長と日生協嶋田専務理事の立会いのもと、全国の生協から寄せられた被災地支援募金8億4千万円を、吉永会長から蒲島知事にお渡ししました。
 吉永会長からは「全国数百万人の組合員から募金が寄せられ、熊本の復興を願って頂いています。熊本県生協連も蒲島知事の『被災者の痛みの最少化』の方針のもと長期にわたって支援を続けていくつもりです。」とあいさつされました。
 蒲島知事からは、「生協からは物資の支援や、炊き出しなど被災者や被災地への支援で大きな貢献をしていただいた。また、今回このような多額の募金をあずかり感謝しています。熊本県民がこころをひとつにして、復興・復旧に向けがんばっていきたい。」とあいさつされました。
 嶋田専務理事と吉永議長からも、支援への要望や決意をこめたあいさつがなされました。
 日生協嶋田専務理事は、この贈呈式の前後に「コープ被災地支援センター」や「被災地と生産者直売所の萌の里」を訪問されました。


 今回の多額の募金には、全国の生協の「こころ」がこめられている事を感じ、熊本が全国から応援されていることを感じました。
 熊本県生協連は、今後も、会員生協がまとまって行政の皆様とも連携して被災者と被災地の支援を続けてまいります。


嶋田専務義援金贈呈立会い
県へ募金贈呈
嶋田専務コープ被災地支援センター訪問 萌の里訪問
嶋田専務コープ被災地支援センター訪問 萌の里訪問

6月27日 熊本県生協連の通常総会が開催されました

 6月27日(月)に、熊本県生協連の通常総会が開催されました。
 当日は、熊本県環境生活部県民生活局の田中義人局長と消費生活課の岩谷博史主幹、小山祐佳里参事に臨席いただきました。
 また、日本生協連からは、山本克哉常務理事、九州地連の上原昭一様にも臨席いただきました。
 総会の冒頭では、熊本地震で被災され、お亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、黙祷を捧げました。
 吉永会長はあいさつの中で、「日本生協連と全国の生協からの支援のおかげで熊本県生協連は被災者への支援ができており、こころから感謝している。熊本に本当の笑顔が戻るまで、被災地・被災者への支援活動を続けていこうと決意しています。」と述べました。
 田中局長からは、「熊本県生協連が熊本県との支援協定にもとづいて、機敏に物資の提供を行い、炊き出しなどの活動もやっていただいて感謝している。」とあいさつされました。
 山本常務理事からは、「熊本県生協連が、自らも被災しながら被災者への支援活動にすばやく取組まれている事に、心から敬意を表したい。」とあいさつされました。
 議案の審議では、大谷専務理事が1号議案から4号議案までまとめて提案し、福永監事の監査報告のあと、一括して審議されました。
 出席した代議員のうち4人から、いずれも熊本地震に関係して、全国から支援を頂いて感謝している事、被災者支援活動で行った具体的な内容、福島の子どもたちと熊本の子どもたちが励ましあっている事、などの発言がなされました。
 採決では、書面議決を含めて全議案が全会一致で議決承認されました。
 2016年度の熊本県生協連の活動テーマは被災者・被災地の支援活動が中心となります。
 今回の総会では、このことの共有化が強められた総会であった、と感じました

吉永会長のあいさつ
吉永会長のあいさつ
田中局長のあいさつ
田中局長のあいさつ
山本常務のあいさつ
山本常務のあいさつ

5月30日 熊本県生協連が内閣総理大臣から表彰されました

 このたび、熊本県生協連が内閣総理大臣より「消費者支援功労者表彰」を受けました。
 これは、熊本県生協連とその会員生協が長年生協の組合員や役職員に対する研修会などをとおして意識の向上につとめ、食の安全や環境問題の分野でも、積極的な活動を行っていること。最近では、東日本大震災の被災者と被災地の支援や、生活再生事業、地域見守り活動などをすすめ、安心して暮らせる地域社会実現のためにも貢献している。などなどが表彰の理由となっております。
 今回の表彰は、熊本地震による被災者や被災地への支援活動で奮闘している生協関係者の励みになるものであり、今後の生協の社会貢献活動を激励するものでもあると思っております。長年、熊本で生協運動に関わってこられた皆様に敬意を表すると同時に、誇りに思います。今後ともみな様と協力して、社会への貢献活動に取組んでまいりたいと思います。
 尚、表彰式は5月30日に首相官邸で行なわれ吉永会長と大谷専務が出席しました。

熊本県生協連が内閣総理大臣から表彰されました

5月26日 コープ被災地支援センターがオープン

 熊本県生協連は、5月26日熊本市東区戸島町に「熊本県生協連 コープ被災地支援センター」を開設しました。

 同センターは、日生協の支援を得て、被災地での引っ越し・炊き出しなどの要望と、全国の生協からの応援を調整する役割です。

 物資の支援が一段落した現在、被災者がもとの暮らしを取り戻すための支援という次の段階の支援になっております。この支援センターの活動が期待されています。

コープ被災地支援センターがオープン

5月20日・21日 日生協浅田会長が熊本地震被害のお見舞いに来られました

 5月20日(金)と21日(土)の2日間、日本生協連浅田会長と新井副会長、笹川日生協組織本部長が、熊本地震被害のお見舞いと、支援活動の激励に来訪されました。

 20日(金)には、西原村の避難所を訪問し、日置村長と懇談しました。 午後には、熊本県庁で蒲嶋知事への義援金目録の贈呈に立ち会われ、しばし蒲嶋知事と懇談されました。

  知事からは、被災者の痛みを最少にする復興で、熊本の発展に寄与する復興を行いたいと話されました。

 浅田会長からは、被災地の生協が被災者と被災地を支援し、全国の生協はそれを全面的にバックアップする、と応えられました。

  浅田会長と新井副会長は、コープ春日や益城町の総合体育館の避難所を訪問され、医療・共済関係で支援している生協関係者を激励されました。

 浅田会長・新井副会長に同行し、全国の生協の皆様から支援をいただいていることを実感した2日間でした。

蒲嶋知事と懇談 日置村長と懇談

生協くまもと 「コヨット in くまもと」開催

(生協くまもとのホームページにジャンプします)



3月14日第5回理事会
主な議決事項
・2016年総会開催日と会場
開催日 6月27日(月)16:00~17:30
会 場 メルパルク
・公益財団法人 地方経済総合研究所 加入の件
(加入することが承認されました。)


3月11日 東日本大震災5年目の日 生協くまもとで募金活動
東日本大震災 被災5周年目の3月11日 生協くまもとの組合員や、職員による募金活動が行われました。
生協くまもとで募金活動 生協くまもとで募金活動
生協くまもとで募金活動 生協くまもとで募金活動

2月16日役職員研修会
2016年2月16日、熊本県生協連主催の「2015年度生協役職員研修会」を開催しました。 テーマは「熊本における人口減少の未来図」として、人口減少時代にどのように対処するのか、私たちの課題を明らかにしようとするものでした。
この研修会には生協の役職員・組合員と熊本県の消費生活課や、協同組合間提携推進会議、日生協九州地連からも参加いただき、総勢65名の参加でした。
参加者のアンケートからは、「人口減少について聞いてはいたが、身近な問題として感じた。」「具体的なデータでお話しされてわかりやすかった。」「今後の事業計画に生かしたい」などの感想が寄せられました。

2015年度生協役職員研修会

生協くまもとが「第1回 コープ&産直商品大試食会・交流会」を開催
組合員と生産者が直接言葉を交わせる場として企画 当日は27社の生産者・メーカーさんが参加し、355名の参加者と交流しました。
第1回コープ&産直商品大試食会・交流会 第1回コープ&産直商品大試食会・交流会


グリーンコープ生協くまもと
1月10日 この秋に開催される水俣展に向けて、水俣展サポーター会議(キックオフ講演会)を市民会館崇城大学ホールで開催しました。
水俣展は、2016年10月27日(木)~11月20日(日)熊本県美術館分館全館にて開催します。
水俣展は、広く一般に開かれた催しです。学校の団体見学の案内も行っています。
また、この水俣展に向けて毎月水俣展サポーター会議を開催しています。事前申し込みは不要です。どなたでも参加できます。
会場は森都心プラザで、今後の日程は4月26日(火)、5月24日(火)、6月29日(水)、8月24日(水)、9月28日(水)午後7時~9時です。
多くの方々の参加をお待ちしています。
水俣展サポーター会議(キックオフ講演会)



グリーンコープ生協くまもと
平成さくら通り店さくらまつりでグリーンコープの安心・安全な商品のおでんの販売などあり多くのかたで賑わいました。
来店者のお子様と「元気くんとじゃんけん大会」、さあ、どっちが勝ったかな!
この他、お店では、いろいろなイベントが開催されます。新学期応援セール、春の土用ではうなぎの予約も開始します。
4月29日(土)から5月1日(日)には、感謝祭も開催されます。
気軽においで下さい。お待ちしております。
元気くんとじゃんけん大会

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